あれは・・・平日の16時30分。
子供達を迎えに行った帰り道での出来事です。
この内容は、ミニチュア教室専用のブログに、
パリ生活の内容を書いていいものか悩んで書けずにいたのですが、子供がいる在仏日本人向けの情報(カテゴリー)も書いているし、やはり伝えておいた方がいいかな!と思い、ブログに書くことにしました。
いつものように子供たちを迎えに行って、
いつものようにいつもの道を歩いて帰っていた、あの日。
相変わらず近所の交差点は車で渋滞していて、
曲がりたい車の事など全く考えていない風に
交差点のルールを完全に無視した状態で車がずらりと並んでいました。
と、手をつないで渡りだした私と娘たち。
すると、横断歩道ギリギリのところに止まっていたバスが、いきなりクラクションを鳴らし始めました。
「ビー ビー ビー ビー ビー!...」
(”ビー”じゃなくて”ブー”かな?笑)
え?何?
何かの合図? 誰に合図しているの?
私たちに(邪魔だから)早く渡れと言っているの?
どういうこと?
耳元で大きく鳴り響くクラクションはとにかくうるさくて、周りの音が一切聞こえてこない状況でした。
「あー、うるさい! うるさい!」
そう思いながらも、
先に行こうとする娘たちを抑えながら、
バスの前を通り過ぎようとした瞬間!
ブーーーーーーーーーーーン!
猛スピードで、バスの横から飛び出してきたバイク!
「うわあーーーーー!」
あと一歩、二歩早く前に進んでいたら、
私と娘たちはバイクに引かれていたでしょう!
何なの今の!?
信号は青なはずなのに、なんでバイクが来るの!?
ビックリ!したのと、
青なのに何で?というのと、
バイクの野郎~(怒)!というのと、
あのバスのクラクションって・・・もしかして
というので、頭が攪乱してしまいました。
でも、ただただ思ったのは
「助かって良かった」
ということ。
もしも、バスの運転手さんが、
バイクの存在をクラクションで教えてくれていたのなら、
「ありがとう」と言いたいです。
でも、
いきなり大きなクラクションんを鳴らされたら、
私たちは焦って横断歩道を渡った可能性もあったわけで。
大きなクラクションのせいで、
いつもなら聞こえるはずのバイクの音も全く聞こえなかったわけで。
でも、でも、
私の中では、バスの運転手さんが教えてくれたんだと思っています。
Merci!
あの時、大きなクラクショ音に「なんで?」と思いながら
自然と歩くスピードがゆっくりとなっていたんだろうな。
パリでは、信号無視するバイクの数はかなり多いです!
車道を走る自転車も危険です。
車のように信号や横断者を見て止まってくれる自転車もあれば、
信号無視でびゅーんっと走っていく自転車もいます。
パリ在住のみなさん、
どうぞお気を付けください!
こんな恐ろしいことを経験してから、
私は、信号が青であっても、何度も左右確認をしながら、
止まっている車の横から自転車やバイクが飛び出してこないかを確認して、慎重に渡るようになりました。
ほ~~んと!
パリでの交通ルールなんて、あってないようなもの!
信号なんて見ていない! 守っていない!
と思って、
十分に気を付けて渡ってくださいね!
信号を信じず、自分の目を信じてください!
お借りしたイラスト
(バイク)PeppermintBlueさんによるイラストACからのイラスト
(その他 人物 ミニチュア)satominiの自作&持ち物