歯の金パラの弊害 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

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今日は久しぶりに学問路線です。
日頃診療で忙しく腹一杯にて、余り話す機会がありませんでした。
 さて皆さんのお口の中にある銀の詰め物・被せ物は
金銀パラジウム合金です。
 先進国でこれを使用しているのは何と
日本だけです(汗)
 近年良く耳にする「金属アレルギー」を引き起こす可能性もあります。
 数年前にNHKで金属アレルギー特集がありましたが、
ここ数年の風潮として
「安心」
「安全」
「健康」
という御三家の意識が強く芽生えてきました。
数年前の中国の冷凍餃子中毒事件等もありました。
食品部門でも中国産を受け入れてきた背景には
やはり
安い
という点でしょう。
しかし中国産への不信感からも
「安全」
「健康」
を意識する事は間違いがありません。
 NHKでは
潜在的な金属アレルギーを指摘し、
誰しも突然に発症する可能性を秘めています。
潜在的な予備軍を含めると
推定で1000万人(10人に1人)もいるとされています。
歯科医療においても現場で
「安全」「安心」志向の時代がもうすぐそこまで来ていると
言えましょう。
 既に先見の目のある?あの「たか~し」先生は
数年前から着手し始め成長をとげています(笑)
又銀は2次カリエス(つめた底から又虫歯)に極めて
成りやすいのも特徴です。
さらには余りに固過ぎて反対側の歯に衝撃が加わり弱くなって
しまいます。
 白い歯
 笑顔からこぼれる健康的な歯
 どこに入れたかわからない
 メッチェンに持てる(笑)
 時代はまさに
 メタル・フリーの時代に突入しましたね^^
 ご静聴ありがとうございます。