漢方薬の話 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 今日は昼少し、恵みの雨が降り涼しくなりました。

さて、皆さんご存知の漢方薬

昔から、

腹痛にはどくだみ草が良く効く

とか、

切り傷にはアロエの葉はやけどに良い

等昔からの経験を言い伝えた病気治療に功を奏する生きた知恵、生活の知恵ともいえる

のが、民間療法です。

 これらは、家庭で治せる怪我や病気に利用されます。

大抵は身近な一種類の植物を

ある特定の症状の時に使われます。

 私の家でも昔富山の薬売りさんが、ある一定のインターバルで我が家を訪問して、

無くなった薬を補充していきました。

オロナイン軟膏、きんかん、熊の胃、トンプクさん、百草丸、正露丸、・・・


 漢方薬と民間薬は同じ様に生薬を使いますが、


漢方医学は

医師が長年の経験と安全性を元に築き上げた、

特有の理論体系により用いられるので、

2種類以上の生薬がミックスされて、

用法、容量が決まっています。

 
 漢方薬は医薬品ですので、医師の処方により正しく飲む必要があります。

よく、漢方には副作用が無いからという安易な不文律がまかり通っていますが、

薬ですので、正しく使用しないと、当然副作用も出てきます。

 私も花粉の季節には小青竜湯を処方して頂きます。

ただこれも個人差があり、万人に同じように効くともいえない陽です。

  http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院