何時も家では一滴も飲まない私は、今日はチューハイを4杯も飲み少しふらふらしていますが、
少しだけお付き合い下さい。
人間の進歩と言うものはまず、
これは何だろう?
どうしてこうなるのか?
つまり未知のものを知りたいという素朴な欲求があります。
動物界では見慣れないものに未知への遭遇をすると、用心深く、そのものの周辺を嗅ぎ回り、
恐る恐る手を出します。
人間は形あるもの以外に想像の世界で好奇心があります。
ただ好奇心もある有名なエリート大学教授が女学生のスカートの下に鏡をあてがい見ようとした。
これなどは好奇心を自らの勝手な、極めて都合の良いエゴ、我の欲望を満たす為だけの行動に
なると、悪魔のささやきが聞こえてきます。
即ち自らの思い込み、固定観念だけに過ぎません。
論語にもあります
「学びて思わざれば、すなわち、くらし、思いて学ばざれば、即ちあやうし」
と言う言葉があります。
色々な方法で知識を入れても、目的意識や探究心が無いと、単なる雑学王に過ぎません。
今の詰め込み教育の弊害はこの場で論ずる必要もありませんが、
習得した知識を自分の中で、おれ流でよく噛み砕いて、頭の中をよく整理整頓して、
それを応用する知恵が無くては何の為の知識化解りません。
人は経験で失敗例、成功例を持っていますが、
自分は正しい
人は間違い
と人の意見に全く聞く耳を持っていない人もいます。
そういう人はワンマンになり、少しでも自分の考えと違う人種を受け入れようとは致しません。
しかし、大企業の転落をよく見てみると、何時しか独善に陥り、側近がアドバイスしようもの
なら、自分のテリトリーから弾き飛ばそうとさえ致します。
科学者が、最新の理論を発明して、この原理を元に、世の為人の為に利用しよう
と思うまでは良いのですが、反面破滅へ向かう最新機密兵器にもなりうる事が解った時点で
「よし、この最新兵器をしようして、この殺傷能力を実験して見てみよう」
等と考えれば、悪魔の囁きの魔術にはまったと考えるべきではないでしょうか?
学びて思い、思いて学ぶ
物事の大局観を持ち、本質をわきまえて見抜く力が必要だと思います。
私も好奇心旺盛な方ですので、世間一般のあらゆる事を良きにつけ、悪しきにつけ、一度は
経験した事があります。
しかし、根底にはモラルとか、人間性とかというある種形には見えない人間本来の姿に絶えず
照らし合わせて、悪魔の囁きの術中にはまらない様にしたいものです。
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