女性医師への期待 | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 ようやく春の兆しがもうそこまできています。

先日は北陸で大きな地震があい地域の方の御武無事をお祈り致します。

 大昔は男は世間に出れば7人の敵と立ち向かい、女は家で亭主を支え、半歩後ろから従う

という、私はこの考え方には日本人古来の考え方で、いささか如何なものかと思います。

 しかし、現代社会は男女同権というアメリカナイズされた考え方が蔓延っています。

男女に関わらず能力を大いに引き出して社会に貢献する事には個人的には大賛成です。

女性医師、歯科医師の数も年を追うごとに増加し続けています。

 ある報告によると、労働者人口は女性が4割を占めるようになってきたそうです。

医学部、歯学部の女性が占める割合は年々増加してきています。

特に私立の歯学部の女性は4割弱となり、あるK県の歯科大学では女性のほうが多い所もあります。

 男は子供作りに協力するだけで、何も痛い思いもせず、子育ても小さいときは大半が女性の方に

おまかせして、自分は会社の憂さ晴らしを外で等と言う方もお見受けします。(ご他聞に漏れず私も?)

 このブログの中にも働いてお見えになる方も多く、中には医師、歯科医師の伴侶の方もお見えになると

思います。

 自分ごとで大変恐縮ですが、子供が小さい頃の妻の支えに対しては、今更ながら頭が下がります。

何と言っても一番の悩みが仕事と家庭の両立と考えられます。

結婚、出産、育児、中には嫁いだ先での御両親さんの介護など幾多の試練が待ち受けています。

 ましてや、開業などをすれば、出産、仕事、育児とのジレンマで本当に辛くて泣きたいぐらいの

思いで乗り越えられた先生方も多いと思います。

 別の観点からしても女性歯科医師の先生は、私は大賛成です。

女性独特の本来のきめ細やかさ、衛生観念、それと最近の動向として「美の追求」のおける審美歯科

部門への参入は大いに賛成できます。

 また、女医さんの方が女性同士で相談しやすいと思います。

私男でも、もし、下半身の一物の大切な臓器が悪くなった時に異性の先生にお見せする?のには

いささかの抵抗と年甲斐も無く恥じらいがございます。

ましてや、女性の方が肛門科には行きにくいと思います。

 先日も高校の内科検診で、「ブラをはずして、男の先生に見せるのはいや」

等と言う事を養護の先生から、内科医の先生に報告があり、さすがにそれはいささか言いすぎとの

感もございました。

 近い将来男女比のが均等になり、少子高齢化のにおいて女性の力は大いに必要となってくると思います

が、安心して女性が職場復帰できる環境作りが急務と思います。

 また、開業医の一番の使命は地域住民と密着して、住民の思いを第一義として、

「相手の目線に合わせて、あたかも身内の如く」が私のポリシーですので、自分の身の丈にあわせて、

絶えず足元を見ながら研鑽を積んで、引退した時に

「あー勲章もなければ、最たる役職、肩書きがなくても、皆さんに愛されたきさくい先生でありたい」

という思いで、後悔しない、充実の後半戦を送りたいと思います。

 私事で申しわけございませんが息子が医科の道を目指していますので、むしろ娘に歯科部門をやっても

らいたいという親ばかの典型です。

 これからも皆さん色々と教えてください。   http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院