2月3日超難関私中学「開成」の合格発表がありました。
私の所も長男、長女の時には経験しましたので、TVの親子での涙が何を語っているのかが伝わって参りま
す。
「何だ親ばかかー」「そこまで何を」私立中学に対しては賛否両論があると思いますが、
自分の子供が憎くてかわいくない人は本音ではいないと思います。
現実に昨今の私立中学希望者は年々増加の一途であります。
最近の学校教育には多々問題が山積されているのが現状と言えます。
今まで、詰め込み反対で、ゆとり教育の名の下の転帰が今の教育界の混乱を招いたとも言えます。
今回からは正反対の方向ずけで「学力向上」策として、授業時間の10%増加や、全国一斉学力テスト
、習熟度別方式の拡充等です。
ある教育現場の先生もおっしゃっています、
ここ数年お上から授業時間の確保が言われ、生徒が楽しみにしていた行事も減らさざるを得ない状況
だそうです。
皆さんもご存知の学力世界一のフィンランドは日本より授業時間が短いとされています。
ある意味、パターンプラクチス方式で、理解できていなくても、反復練習の名の下に、プリントを
何枚仕上げたか・・
等と言う本論から外れた方向に行きつつあるそうです。
テストはできても、実はわかっていないお子さんが増える可能性も秘めています。
少子高齢化社会の真っ只中の近年、将来の日本を背負う子供達に本当に必要な事は何か?
諸外国では、
「これからの社会を担う子供達にどんな力が必要か」
を付け焼刃ではなく、真剣に暗中模索の研究が始まっているそうです。
私個人としては学問は大切ですが、人と人の交わりから自分の力で考え、人に対する温かい気持ち
を養う事が大切ではないでしょうか? http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院