夢を持ち続けたい | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

 今日は朝家族全員が揃い、お節調理とタラバ蟹を皆で食べました。

さて我々の年代になるといくつかの成功体験をお持ちであると思います。

あーあの時はこうしたから上手くいった。

あの時は明確な目標がありどんなに苦しくても緩まなかった。

 人生を80年としたならば40歳は人生の折り返し地点であります。

若い時はただがむしゃらに前を向いて「猪突猛進」に進んでこけても又立ち上がり歩み続ければ良いので

が、人生の半ばの40代は順調に行っていれば夢の半分は成功体験があると言えます。

 今の我々の世代は今まで自分が歩んできた道と現時点を前に再確認して再度夢を持つようにしたいと

思います。

 では、反対に夢を追いかけない理由は何か?

まず、夢物語で、手に入れるには不可能であると最初から諦めている。

次にもしも、夢を追いかけて失敗したらどうしようと恐怖心が先立つ

また、自分の思い、方法論で夢を追求すると、周囲の人達を傷つけるという杞憂

また、これまで追いかけてきた夢を実現する事自体が恐くなってきた。

 最初の3つは人を傷つけたく無いという善意の考えから発生いたします。

最後の夢との付き合い方がわからないという不安、恐怖心、これは大変難しい事と思われます。

 私が考えるにこれを乗り越えるには「次の世代に目を向ける」事だと思います。

後輩の歯科医師の人達に活躍してもらう為のお手本的存在になるためには、自分は立ち止まっていては

いけないと考えます。

 私も一家の誰かが、自分が現役を退いた時の為に、「世帯継承」としての役割で、育て、ケアしていか

なば、成りません。

 息子の様に将来より志の高い医科の道を目指すとしても、同じ医療機関で患者さんの為に微力ながら、

「ホームドクター」として、相手の身に成り、患者さんを身内の様に接するという、医師である前に

人間としての行き方等の精神面は伝えねばなりません。

 これからの折り返し地点での考え方は、「自分個人の夢の実現」も去ることながら、

人と共に「我々の夢の共有」に転換、変化していかねばならないと思います。

 今自分が人生に正面から向き合う事ができるのか、次世代の為に何かを生み、残す事ができるのか

鑑みて新たなる夢の実現の為にさらなるパワーアップをしていきたいと思います。

 成長と停滞の大きな分かれ道がここにあるのではないでしょうか?

                    http://www.mizutani9620.com 水谷歯科医院