物は言いよう | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

昨日無線ランの設定に何時間も係りようやく今日から持ち運べて使用可能となりました。

人間同じ事を相手に伝えるにしても、相手の胸に「ズシーン」と「ダメージ」を与えてしまう、

心無い発言と、穏やかに少し婉曲的に表現して相手を傷つけ無いようにする、発言とがあります。

たとえばある医院の待合室で「子供をお連れの方は静かにさせてください、他の患者さんに迷惑を

掛けます」「院内を走り回らないで下さい」「携帯禁止!」・・・

あるデパートの中で、「いつもトイレをきれいに!」とありましたが、

これとて、「いつもトイレをきれいにご使用頂きありがとうございます」

の方がすんなりと、その人の心に飛び込んでくると思います。

医院でも患者さんには揉み手で話している先生が自分の目下としか捉えていない発言が飛び出し

「なにしてんだ!早く!」「00早くしてよ!」「またか、いい加減に覚えてよー」

何て患者さんの前で聞かされたら皆さんはどう思われるでしょうか?

私なら、

「あーそうかー、この人の本性は実は気が短くて、いつもこんな感じで怒っているんだな・・」

てな具合にかんぐりを入れてしまいます。

あるデーターの調査の一つに、

「先生の従業員に対する乱暴な言葉使いに苛立ちと不快感を覚える」

と言うのがあります。

誰も聞いていないから良いとかいけないとかの問題ではなくて、あくまで職場の皆のいる場で

言ってよいか悪いかの判断は言わずもがなであると思います。

何か注意すべきことがあるなら、後でその当事者のみを呼び「・・はよくないと思うから、

これから、改善してください」と言うべきと思います。

それと自分の感情で叱り飛ばすのも厳に慎まねば成らないと思います。

私は、患者さんは勿論のこと、スタッツフに対しても、業者さんに対しても同じだと思います。

それを目の当たりに聞いた患者さんの居心地までローテンションにしてしまいがちです。

 では反対にスタッフに対しての感謝の言葉や、労いの気持ちはと言うと、

案外「照れくさい」とか、「取って付けたようで」・・

等で案外これを回りくどい良い方をして、決局相手は何を言われたのか解らない、事もあります。

私の場合は自然体男の代名詞ですから、

「いいねー、うまい!」「この練りこみはGOOD!]「受付のそのフォローはさすがだねー!」・・

と本音で話します。

反対に注意しようと言う時は自分の感情で叱らずに後で、本人のみを呼び、「・・は良くないので

こうしてくださいね」と言います。

この婉曲的な言い回しと、ストレートな発言、をその場その場で判断してアクションを起こさないと、

医師とスタッフ、医院と患者さんとの関係にもひびが入りかねないと思います。

女性を口説く時にも、ストレート、剛速球ばかりでは、相手も疲れてしまい、ふと、ソフトタイプの

イケメン男についふらりんことなりがちですので、

時にはカーブ、またあるときは予想外のフォークボール、またあるときは当てないように

ピンボール(危険球)でどきりんこさせる、緩急自在の方法が功を奏すようです?

患者さんはあらゆる所で、あらゆる角度で医院全体を見られ、絶えず評価したいると思います。

 我々医療機関はオールマイティーさが要求される業態の宿命と思います。
                        http://www.mizutani9620.com