上を見ればきりが無く、下を見てもきりが無い | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

今日は朝から、町内の用事で外に出ていました。

さて、我々歯科医師は技術に大きなウエートがおかれます。

如何に立派な理論を振りかざしても、この場にお見えになる、患者さんの痛みを
瞬時に治さなければ相手には決して評価されません。

内科医の場合は自分の今までの蓄積からはじけ出されるデーター、経験から、
診断が下されます。

患者さんに受け入れられる歯科医の場合は概ね二派に分かれます、

一つは知識が豊富で、話し上手で思わず、引き込まれてしまう「カリスマドクター」

この枝葉として患者さんの身に成り、相手の気持ちを心の耳で聞き、良く理解して、
ひいては患者さんを精神的にも満足させる「ハートフル先生」

他は、手先が極めて器用で、技術面がぴか一長けていて多少先生の気難しさがあろうとも
「テクニシャン先生」

このどのタイプに自分が一番似ていてふさわしいか?
(私の場合は「ハートフル先生?」)

ただ他方面が平均点以上であることが大前提ですが。

人間どんなに努力しても近ずく事が出来ない「名人芸」の先生もお見えになります。

どんな世界でもピンからキリまでで、上を見たらきりが無いし、

又反対に自分はどん底歯科医師と卑下しても下には、

性格が細かく、スタッフに枝葉末節なところまで、いつも、口うるさく言い
ケチで、不潔で、手先も悪く、一番大切な医師としてのモラルも無く、
あげくの果てには麻薬に手を染め逮捕される医師まで稀にあります。

上を見て「あーさすがに立派だなー、あの人に少しでも近ずこう!」

反対に下を見て安心して「自分はこんなもんさー」と思わずに

努力を怠らず「人の振り見て我が振りなおせ」の精神でおごらず、謙虚に研鑽を積んでいく。

誰でも少なからず年を取ると、人の事を聞く耳が薄れ、向上心が無くなり、

漫然と日々を送ることとなりますが、

私は、いつまでも「初診忘れるべからず」で謙虚な姿勢で人の話を受け取り、
たとえ一ミクロンでも前向きに努力していきたいと思います。

これからも、皆さんから色々と教えていただければ幸いです。 http://wwwmizutani9620.com