テクニックに偏る? | 「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

「人の痛みがわかり、患者さんを身内の如く」を心がけている歯科医院です。

医療の基本がお互いの信頼関係の構築と考えています。
患者さんの素朴な疑問に「傾聴する」姿勢が最も大切と考えています。
「相手を思いやる気持ち」を大切に、
前向きに研鑽を積んでいきますので、皆さん御教授の程、お願い致します。

何年も歯科医院をやっていると、スタッフの交代が必ずやってきます。

まず、物の置き場所、扱い、「院長とのバキュームワーク」TEK(仮歯、当院では見た目、機能を
考えほとんど、いれますが)「滅菌、消毒方法」「受付の業務全般」

入る時に必ず約束する事は、「技があろうが無かろうが、経験が無くても、余り重きにしていません。
ただ、以前の医院はこうだった、以前の院長のやり方と、違う・・」

と言う考えをすべて、払拭して欲しいと。

何故なら、ドクターの考え方、治療方針は100人100様であり、「当院にきたら当院の色に染まって頂きたい」「郷に入れば、郷にしたがえ」の諺をいいます。

これが、案外最初に言っておかないと、お互いベクトルがずれて、とても、患者さんに
満足のいく治療はできなくなるんです。

それと、テクニカルスキルは毎日実践していれば、自ずと、出来ないことは自分で努力して、
「明日は、このことが、できるようになりたい!」という気持ちでがんばれば、成就されてきます。

院長の中にも、それが、スタッフ教育のすべてである
とお考えの先生も多々お見えになります。

「はいなになに」「はい、練ってー」「はい、もっつてきてー」・・・・
これでは、言われたことしかできない、人間になってしまいます。

私は、医院の考え方、基本理念を伝えて、同じベクトルの方向に向かわせ、ずれたら、修正を
加えるのが医師であり、経営者である、院長の大きな役目と思います。

当院のポリシー「患者さんは病を持った人たちが来院します、極力暖かい気持ちで
接して欲しい」「ただでさえ、来たくない、歯科医院、能面では、逃げ出したくなりますよ」
「雨で少し濡れておみえになれば、思わず、タオルを差し出す」・・

私も今まで、酸いも辛いも経験してきましたが、

「社会人としての仕事に対する姿勢」「プロ意識」「コスト管理」・・

スタッフ教育で最も大切な事は、いかに、我が軍団の意気を高め、前向きに院長の考えに同調して、
医院の方向性に皆を引き連れていくかと言うことと思います。

大量生産時代は終焉をつげ、本物嗜好、選ばれる歯科医院の時代になることは、私は数年目から
の長期展望の私の、計画書に記してあります。

物から人へ、極めて当たり前の事を当たり前にやり続ける事こそ、極めて大切と思います。
それには、院長自身が率先垂範せねば、いけないと、認識しています。 http://www.mizutani9620.com