スペインで賃貸物件を探すとき気を付けたいポイント7つ!
マドリード市内で引っ越し5回(うちシェア3回)、全部で50件以上は見て、だんだん家探しのコツを掴んできた。スペインでもワーホリが可能になり、他にも語学・サッカー・フラメンコ留学、海外赴任・・・いろんな長期滞在の形がある。海外で家探しは日本とは少し違う観点が必要になってくることもある。そこで、スペインで賃貸物件を探す際におススメのサイトをご紹介したい。それは『idealista』。スペイン語で理想家という意味だが、理想の家を探そう!ということのようだ。日本でいうSUUMOのようなサイトで、賃貸物件、販売物件ももちろんあるし、賃貸物件の中で、こちらでは珍しくない所謂シェアハウスも探すことができる。近頃では全体的に物件価格が値上がりしていて、マドリード中心部だと一人暮らし物件では月1000ユーロ以下の物件を探すのは結構難しい。数年前は月600ユーロ台も数件はあったのだが。また、不動産屋ではなく、直接大家が広告を出している物件は不動産屋への手数料(大体家賃1か月分)がかからないので人気だが、最近は詐欺も発生しているようだ。大家が広告を出していて、物件の割に魅力的な値段になっている広告には要注意だ。特に写真が綺麗に撮られている場合が多い。インターネット上で探してくるのだろう。友人の話では、大家に連絡しても遠いところにいるまたは海外に住んでいるから会えない、料金は振り込んで欲しい、などいかにも途中のやり取りが怪しいようだ。また、海外に帰ってしまう上、スペインの法律に詳しくないため外国人が狙われるという話もある(だから広告も英語で出ていたりする)。いくら急いでいても、物件は必ず実際に見て決めるようにしたい。頭金は、物件によるが、大体Fianzaと呼ばれる敷金が1-2か月分(家を出る際の修復費用に使用される可能性はあるが残りは返ってくる)、Depositoと呼ばれる礼金のような返ってこない費用を求めるところもある。あとは不動産屋への手数料。不動産屋は広告を出して契約を結ぶまでを請け負っていることが多く、賃貸契約後のやり取りは大家と直接やり取りしなければならないこともあるので要注意だ。物件を探す際の注意点は、いくつかある。1.エレベーターがあるかまずこちらは古い建物が多い。1800年代に建てられた建物もリフォームを繰り返し、使われている。エレベーターももちろん後付けなのだが、後からつけるスペースのない構造の建物には、ない。4,5階の部屋なのにマンションにエレベーターがない、ということもよくある。スーパーの袋を抱えて上ることになるから足腰を鍛えられるとポジティブに考えられる人以外は、やめた方がいいだろう。2.人通りの多い通りに面しているか物件を見に行くとき、昼だけでなく夜も見ておいたほうがよい。安全なエリアと言われているところでも、夜遅いとき全く人通りがない通りだとちょっと考えた方がよい。マドリードは中心部であれば遅くまで人が出歩いているので、大きな通りで騒音が気になるかもしれなくても、建物の内側(interior)であれば全く聞こえないこともあるのでそちらの方がよかったりする。3.何階かスペインで地上階は0階、日本でいう2階が1階とカウントされる。地上階は泥棒が入る可能性もあるので、なるべく避けた方がよい。1階でも木を登って入れてしまったりするので、スペインの2階以上がよいだろう。4.窓が十分あるかスペインは夏40度近くになることもあるほど、熱い。そのため、構造的に窓が多い家が少ない。もっと言うと、窓がほとんどない家も結構ある。スペインの人達は外に出て友人と飲み歩いたりするのが好きなので、家は寝るだけ、あまり気にならないという人もいるようだが、日本人含めた外国人は窓が少なすぎると感じることもある。写真でとてもきれいに見えても実際どの程度採光があるか、必ず物件を訪れるようにしたい。5.セントラルヒーティングかどうかスペインの電気代は高い。物件にもよるが、1人暮らしの60㎡くらいで月100ユーロを超えることもよくある。セントラルヒーティングがある建物だと、暖房を使う必要がないため、比較的安く収まるようだ。6.バスタブがあるか新しいリフォーム物件になればなるほど少ないのがバスタブ。場所を取るため、シャワーになることが多いようだ。日本人としては結構重要なバスタブ。きちんとお湯が貯められるようになっているか、上記のセントラルヒーティングではなくタンクでお湯を沸かす仕組みの場合、バスタブをいっぱいにする容量があるかどうか確認したい。私はバスタブがあるのにタンクの大きさが十分でなく、お湯を目いっぱい貯められないという物件に住んでいる・・・ので要注意。7.家具付き物件かどうか家具付きの方がすぐ入居できてお勧めだ。家を出るとき売ったり処分する手間を考えると尚更だ。しかし、大家によっては自分の家で使わない古い家具を入れている物件もある。ほかの条件がすごくよくて、家具だけ気に入らない場合は大家に相談して処分または出してもらい、自分で購入するのも大変ではあるが、可能だ。あと、家具なし物件を候補に入れると格段に選択肢が広がるので、家具を買ったり処分する覚悟があるなら、それもよいと思う。他にもスペイン語がNGな人は、大家が英語を話せるか、なども重要になってくるだろう。大家がどんな人かなんて、何か起きたときしかわからないかもしれないがFianzaを返してくて困ったなんて話も聞いたことがあるので、大家の人柄や態度も重要だ。近くに住んでいた方が何かあったときすぐ対応してくれて安心、ということもある。個人的には他に、コンロがIHで4つ、キッチンに十分なスペースがあること、できればTVもついていること、会社まで1本でいける、などを条件にしていた。物件を4-5件見るとだんだん自分が大切にしているポイントが見えてくるので、あとは優先順位と妥協できるかの検討だろう。実際海外の物件は日本ではあまりないスタイルの家もあって、このサイトを見ているだけでも結構楽しい。大体素敵な家は予算外なのが残念だが、気長に探すのがいいだろう。