いつもブログをご訪問いただき
ありがとうございます
2回目の
抗がん剤投与から
4日目です
昨日は体調が悪くて、ほとんどの時間を
ベッドで過ごしていましたが
倦怠感と身体の痛みで
30分寝ては目が覚めて
身体の向きを変えて
また30分寝ては変えて…
というような感じでした
気がつけば、自分の口から
「痛い」
という言葉が聞こえてきて
痛いのをなんとかすることだけに
頭が支配されているかの様な
気持ちになってきます
昔、喘息がひどかった時に
発作で気管支が細くなって
思いっきり吸い込んでるつもりなのに
全然息が吸えず
次の一息を吸うことしか
考えられなくなった時のことを
思い出していました
年齢を重ねる度に
1日が過ぎるのを早く感じていましたが
こういう日の夜は長いですね
私は
辛い時間をやり過ごすために
いつもやることがあります
それは
自分にとって大切なものを
1つづつ
思い浮かべること
家族1人1人の顔
安心できる場所
みんなで行った旅の思い出
母のお弁当の味
大好きなブランケットの感触
今日もらった励ましのメッセージ
仲間と呼べる人たちの笑顔
痛みと痛みの間に
ちょっとずつ途切れ途切れでも
思い出していると
知らない間に少し
眠れています
喘息だった学生の頃には
こんなにたくさんの大切なものは
思い浮かばなかったけれど
大切なものが増えた今は
辛い時に思い浮かべられるものが
たくさんあって
心が満たされます
今日は昨日よりは、少し
動ける時間があったので
洗濯物を畳んだり
回復した夫が買ってきてくれた
恵方巻きの夕食と
母が作ってくれた茶碗蒸しを
家族で食べることも出来ました
症状が辛い時には
柄にもなく悪い方に考えたり
弱気にもなったりもしますが
ご飯を食べることができて
笑顔の時間があれば
元気が湧いてきますね
これから、まだやりたいことが
たくさんあるけれど
乳癌になってからは
寄り道している暇はない
という気持ちが強くなった分
自分にとって大切なものと
そうでないものの境界線が
どんどんクリアになっている気がします
今まで「これは好き」
「これが大切」と感じていたことでも
自分に余裕がなくなった時には
嘘が混じった考えは
全く浮かんで来なくなるのです
その代わり、もう自分の中で
処理できたと思っていた感情なんかが
ふと湧いてきたりもするので
ああ、私はまだこんなところに
こんなものを隠していたんだな
まだこれを捨てずに後生大事に
持っていたんだなと
可笑しく情けない
気持ちになることもあります
症状が辛い時間は
なんとも嫌なもので
いつもいつも
早く過ぎ去って欲しいと思いますが
自分の気持ちを
整理させてくれる
貴重な時間
でもあるのかもしれないと
いつも過ぎ去ってから
感じます
今日はパジャマから着替えて
ウィッグもつけてみましたが
何かやるたびに休憩で
ベッドでゴロゴロしていました
明日は、オンラインサロン内で
大切なセミナーがあるので
予定通り、やりたいなぁ〜
できますように
今日もありがとうございました
江島直子オンラインサロンは
こちらから
体調が良い時に
ライブ配信をするお知らせなどが届きます
登録していただけると嬉しいです