リクエストを頂いたので

特に人気があった過去記事を

読みやすく編集して

再掲載していこうと思います

デレデレ

 

 

 

※このブログは2018年3月5日に書いた

「霊能者なおこの事件ファイル1」

の改訂版になります

 

 

 

 

 

「霊能者なおこの事件ファイル1」

 

 

 

私の父方の血縁者は

霊感が強い人が多くて

 

 

 

そういう類の話は

子供の頃からよく聞いていました

 

 

 

 

実家の庭には、

脇差しをさした侍の霊

がウロウロしていましたが

 

 

 

不思議と怖さはなく、

自然に身内だと思っていたり

 

 

(ちなみに今も居ます)

※ホームセキュリティと呼んでいます

 

 

 

 

幼稚園のブランコの横に

白装束のおじさんが立っていて

 

 

 

それを言うと、先生に呼び出されて

めっちゃ怒られたあせる記憶があります

 

 

 

 

まだ小学校低学年の頃に

法事でお寺に行った時

 

 

 

お寺からお墓に続く階段の上に

落ち武者の霊が見え(首から上だけの)

 

 

 

目だけがギョロっと動いているのに

背筋が寒くなり、金縛りのように

動けなくなった事がありました

 

 

 

 

固まっていると、父が後ろから

私の頭を、両手で掴み

 

 

 

「あれは見えてない!」

と、自分の方を向かせてくれましたが

 

 

 

 

〝あ、やっぱり滝汗

お父さんにも見えてるんや!〟

と、余計怖くなった思い出があります

 

 

 

 

 

まぁ、そんな風に

子供の頃から色々ありましたが

 

 

 

 

今日は、大人になって

仕事を始めてからのエピソードを

書いてみますね

 

 

 

 

ご存知の方もいらっしゃいますが

私はもともと、鍼灸師をしていました

 

 

 

 

ある日、個室で70代女性の患者さんの

施術をしていると

 

 

 

ベッドの足元に

全く見たことのない

男性(70〜80代?)の霊が現れて

 

 

 

「墓の話をしてくれ!

 たのむ!」

と言うのです

 

 

 

 

びっくりしつつ

口には出さずに心の中で

 

 

 

『どなたか存じ上げませんが、

私はあなたのお力にはなれません。

お帰りください。』

 

 

 

と、お返事をしました

 

 

 

 

そうすると、今度は先ほどよりも

大きな声で

 

「墓の話をしてくれ!

  同じ墓に入って

 ほしいんや!」

 

と、言うてきはりました汗

 

 

 

 

 

なので、私ももう1度

 

 

『どなたか存じ上げませんが、

私はあなたのお力にはなれません

お帰りください』

 

 

 

と、こっちも先ほどより

やや強めにお返事しました真顔

 

 

 

 

この、ダルいやりとりを

何回か繰り返しながら、

 

 

 

鍼と灸をする手は

止めずにいたのですが

 

 

 

太腿をほぐし始めると、患者さんが

 

「あー。気持ちいいねぇ。

お父さんにも、受けさせてあげたかったわ」

 

 

 

と、数ヶ月前に

ご主人を病気で亡くしたことを

話し始めました

 

 

 

 

自分の体の事に、無頓着な人で

 

 

 

病院に行った時には、

かなり病状が進んでいて

そのままお亡くなりになったそうです

 

 

 

 

ご主人は再婚、ご自身は初婚で

短い結婚生活だったことや

 

 

 

「あんまり良いお父さんじゃなかったけどね」

と言いつつも、寂しそうな表情でした

 

 

 

そんなお話を聞き、私も

うっすらと気が付き始めます

 

 

 

さっきから足元で「墓!墓!」言うてる

このオッサン年配の男性は、

この方のご主人であろうという事に。。。

 

 

 

でも、この時の私は、まだ

霊とか龍とかいう怪しいことは

公に言っていなかったので

 

 

 

「男の人の霊が、

墓の話をしろと

言うてます」

 

 

 

なんて、お伝えするのは

変な人だと思われるリスクしか感じず

まっぴらごめんでした真顔

 

 

 

なので、そのままずーっと

患者さんがお帰りになるまで

無視してやりすごしました

 

 

 

 ~それから2週間後~

 

 

 

 

その患者さんから、

「また鍼灸の予約をしたい」

と電話がかかってきました

 

 

 

お互いに都合の良い日時が決まり、

では・・・と電話を切りかけた時

 

 

 

「あの・・・先生、この間の時

主人がご迷惑をおかけしたと思います」

 

と言われました

 

 

 

驚いて

どういうことかと尋ねると

 

 

 

前回の鍼の後

お遍路に行ったそうで

 

 

 

お遍路さんばかりが泊まる宿で、

霊感の強いおばあさんと一緒になり

 

 

 

 

「あんた、後ろに

死んだ旦那が

くっついてる」

 

と言われた

 

 

 

そして、

 

「この旦那は行く先々で、

色んな人に、何かを訴えとる。

なんて言うてたか、

 心当たりの人にきいてごらん。

 わしは、耳ではきこえん」

 

 

と解説され、自分でもなんとなく

死んだお父さんがまだ側にいるような

気がしていたし

 

 

 

お父さんの声を

聞いていそうな人って・・・

と考えた時に

鍼の先生!と感じました

 

 

 

 

という経緯を

話してくれました

 

 

 

 

ここまで言われたら、私も嘘も言えず

 

「あのぉー。しきりに

 お墓

のことを言うてはりました」

 

と、白状しました。

 

 

 

 

すると患者さんは

 

「まぁ、お父さんが

そんなこと!!」

 

と、明らかに心当たりがあるようでした

 

 

 

 

再婚だったご主人は

前妻とは死別で、○○家の墓には

その前妻の方が入っておられたので

 

 

 

そこに入るわけにはいかないと思って

他に自分だけの墓を用意していた

 

 

 

それを、ご主人にも内緒にしていたのに

亡くなったらバレてしまったみたい

 

 

 

そう話してくれた後、私にありがとうと

何度もお礼を言い、電話を切りました

 

 

 

 

お約束した日時に

鍼灸を受けに来られた彼女は

 

 

心なしか前回よりも

お元気そうに見えました

 

 

「こないだは、お父さんがごめんね!

 もう!あれから仏壇に向かって、

   お父さんにたくさんお説教したのよ!

 それから、私の気持ちも色々話したの。

 なんだかスッキリしたわ」

 

 

 

その後も、彼女は繰り返し

鍼灸を受けに来て下さいましたが

 

 

 

 

ご主人の霊は、それ以来

現れることはありませんでした

 

 

 

 

霊能者なおこの事件ファイル1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、突然我が家の寝室にカシエルが?! 龍を呼び起こす白い麒麟、索冥を追って はじめましての方へこれまでの私について 霊能者なおこの事件ファイル 江島直子著「鳳凰メソッド」サイン入りメッセージカード付き VenusWebShop 江島直子のオリジナルグッズを販売しております