敵国条項という亡霊 | パパの倫敦ライフ(旧パパの香港ライフ)

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香港からロンドンへ移住し3年目!ロンドンでの生活などを中心に日々出来事を綴ります!

今世界は平和な時代から戦時下に入りつつあるように見えます。

 

昨日、プーチンが核兵器の使用に何の躊躇いもないと語っていました。

 

欧州では

 

ロシアによるウクライナへの侵攻による戦争がもう2年も続き

 

中東では

 

イスラエルとガザ、パレスティナが戦争状態

 

とりあえず、イスラエルとイランのいざこざが落ち着いたので一安心ではありますが。。。

 

アジアでは

 

中国が台湾およびフィリピンと揉めています。

 

当然、日本も巻き込まれかねません。

 

さて

 

今、世界はWW2後に立ち上がった国連により現体制が維持されています。

 

戦後、拒否権を持つ5常任理事国がこの国連を牛耳っていますが、戦後スキームが大きく変わろうとしている今、日本にとって最も懸念すべき事項はこの敵国条項です。

 

敵国条項って何???

 

WW2で負けた国に対して、今でも敵国条項が課されています。

 

これは

 

「国連憲章第53条、77条及び107条の通称で、 国連の母体である連合国に敵対していた枢軸国が、将来、再度侵略行為を行うか、またはその兆しを見せた場合、国際連合安全保障理事会を通さず軍事的制裁を行う事が出来ると定められた条項。」

 

だそうです。

 

つまり

 

もし日本が当時の連合国のどこかに対し、侵略行為やその兆しを見せた場合、軍事制裁を課される可能性が今もあるということです。

 

国連の母体となる連合国ということは、そこにはアメリカ、イギリス、フランス

 

そして

 

ロシアと中国

 

という事になります。

 

日本がもし米英側に立ち、露中と事を構えたり、そうした事へ何らかの兆しを見せたなら、錦の御旗の下、軍事制裁を受けかねないということです。

 

日本は今もこの敵国条項の中にあり、現在の国連がそのまま維持されていくのなら、どの勢力に付くとしてもいつまで経っても正規軍には入れません・・・・

 

そんな事を最近不図思いました。

 

もう平和な時代は崩壊しつつあり、先日のブログではないですが、どこの国の国籍が良いのか?などを考えると、錦の御旗側の1国となるイギリスの方が良いのかも?って不図、思いました。

 

国連(国際連合)ってその前の国際連盟のように崩壊とかすることもあり得るのかな???

 

でも、そもそもドイツやイタリアって日本よりも先にロシアとの戦争とかに巻き込まれたりしたら、先にこの敵国条項に引っかかるよね???

 

ドイツ、イタリアっていう括りではなく、NATO軍としての活動となって例外とか特例とかが敷かれるのかな?????

 

そうなると、日本も早々に5 Eyes(UKUSA協定)に入るとかNATO拡大に参加するとか色々やっておかないとやばいよな。

 

国籍選択の事を意識し始めたら、いろいろと考え始めてしまった。

 

パパは日本国籍維持だと思うけど、子供達の事を思うと複雑です。