最近、イギリス在住の香港人のYoutubeチャンネル(広東語)を見ていて面白いことを話していたのでちょっとシェアしたくなりました。
殆どの香港人はBNO Visaでイギリス移住を目指す事ができますが、みんながみんな最初から移住したいと考えているわけではなく、自分のチャンス、可能性をチャレンジしたいとする22歳の香港人女子のイギリスでの就職記について本人がシェアしていました。
彼女は上記のように22歳で、大卒ではなく短大卒という学歴です。
彼女がイギリスへ来た時のステイタスはナント、ワーホリ(YMS)!
日本からも多くの日本人の若者が最近はこのYMSでイギリスにやってきて頑張っている姿をYoutubeやX(旧ツイッター)で見る事ができます。
イギリスにやってくるワーホリの若者の大半がレストランやカフェといったサービス業に従事する仕事を探す人が多いですが、この香港人女子は全く違いました。
彼女の持参金は3000ポンド!
金銭的に全く余裕がない状態でやってきました。
今の仕事に就くまでの期間は4ヶ月かかり、つまり4ヶ月間、無職状況でした。
当然、イギリスに香港系企業は殆どなく、日本人が日系企業に就職チャンスを模索するとかいったものとはそもそもメンタリティーが異なります。
彼女が無職期間を乗り越えた先に就いた仕事はナントCAです。
そう、キャビンアテンダントです!!! 👍
素晴らしいです。
ローカルの航空会社にCAとして採用されたってことなんですが、彼女は短大ではホテル関連の学科を学んでいたそうで、基本的には畑は異なっていたと思います。
元々はロンドンでホテルでの就職を目指していたようなんですが、なかなか上手くいかず、仕事が決まるまでショップや映画館などでバイトをしていたらしく、特にCA就職が決まった後もトレーニングが始まるまでの間、少し時間が空いたそうでその間もバイトをせざる得なかったそうです。
持参金、3000ポンドですから必死だったのは明らかです。
就職が決まった時点で手持ちは500ポンドを切っていたそうです。ふーっ😅
楽しそうにこの経験を語る彼女の話では
仕事は1週間(平日5日間)の内、お仕事は2日間、お休みは3日間というパターンだそうで、さらにフライトは欧州内のみで、ほぼフライト当日に自宅を往復するという感じだそうです。
有給休暇も28日与えられているそうで、とても就労環境は良いそうです!
既に1年働いているそうなのですが、社内には同じ同郷(香港人)は1人しかいないそうです。
この話を聞いて、もっとYMSでイギリスまで来ている日本人も彼女のようにもっと就労機会の視野を広げてみてはって思いました。
日系企業とかレストランとかに就労先を絞るのではなく、もっと活動範囲を広げて見る方がいいと思います。
ちなみにCAになるには当然ながら泳げないといけないのですが、彼女は泳げませんでした。。。
でも、トレーニングが始まるまでの1ヶ月間、必死にスイミングスクールに通い泳げるようになってトレーニングに臨んだそうです。
本人曰く、このチャンスを逃すわけにはいかないという意志から、必死に泳げるようになったって言っていました。
やっぱり、強い意志を持つ人は年齢関係なく強いです!
是非、YMSでイギリスに来て就労を目指す日本人の若者も彼女のようにちょっと違ったチャレンジをしてみてもいいかもしれません。
彼女はCAになる時に面接で、YMSでもなれるのか確認したそうです。
全く問題ないそうです!
YMSで来ているみんなにもチャンスはあるぞ!!!
若者の可能性は無限大! 頑張れー