こんばんは!
F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。
今年は早くもストーブリーグに注目が集まりつつありますね。
それは、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス、フェラーリのキミ・ライコネン、レッドブルのダニエル・リカルドというトップドライバーの契約がシーズン終了で満了する事から、その去就に注目が集まるというのが大きな理由だと思います。
しかし、自分の注目はホンダ・パワーユニット(PU)の行方。
すなわち、来季のレッドブルが搭載するPUが何になるかと言う話です。
今年のレッドブルは、タグホイヤーという名前のルノーPUを搭載しています。
ルノーはもともとウィリアムズ・ルノーで成功を収めたエイドリアン・ニューウェイに乞われてレッドブルへのエンジン供給を始め、セバスチャン・ベッテルと共に多くの成功を収めました。
しかし、当時から成功したのはシャシーが優れていたから、失敗した場合はエンジンが良くないから…という捉え方をされており、この考え方は新V6PU時代に入って顕著になります。
一時は供給関係も終焉を迎えると考えられましたが、レッドブルにとって他の選択肢が見つからず、落ち着いた先がルノーPUのバッジを変えて搭載するというものです。
その関係は公然と風前の灯火であり、その先駆けとして今年のトロロッソ・ホンダが誕生しています。
レッドブルとしては待望のワークスエンジンを手中に収めるべく、とはいえマクラーレンに見限られる程のホンダPUを信用しきる事はできず、まずは姉妹チームのトロロッソでの評価と1年間の判断保留期間を用意したという訳です。
噂ではレッドブルはルノー、ホンダ共にアップグレードするというモントリオールのスペックを確認して来季のPU選択に決断を下すと言われています。
かつてホンダが撤退した翌年に売却されてチーム名を変えたブラウンGPがチャンピオンに化けたように、昨年までのマクラーレン・ホンダで果たせなかった勝利とチャンピオン獲得の夢をレッドブル・ホンダとなって一気に掴み取るというシナリオを夢見る今日この頃です。
果たして、レッドブル・ホンダは誕生するのか?
明日もF1を楽しく走りましょう!