気になるウィリアムズの行方 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

こんばんは!

 

F1のある暮らしデザイナーのしゅんじです。

 

ウィリアムズの苦戦が止まりません。

 

新V6時代に入り、メルセデスパワーユニットとマルティーニのスポンサードを得て、一躍トップクラスに躍進したウィリアムズ・メルセデス。

 

2014年にはフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスのコンビでコンストラクターズ3位を獲得し、資金力を考えれば上々の結果に繋げました。

 

その後も、コンストラクターズ順位は3位、5位、5位とまずまずの成績を残してきたチーム。

 

昨年に関しては、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのトップ3以外で唯一表彰台に上ったチームでもありました。

 

しかし、今年は状況が一変しています。

 

ドライバーラインナップは、昨年その表彰台を獲得した2年目のランス・ストロールに加え、マッサに代わってルーキーのセルゲイ・シロトキンが加入。

 

19歳と22歳のコンビで臨む2018年シーズンはここまでわずか4ポイントしか獲得できておらず、現在、コンストラクターズでザウバーにすら7ポイント離されて最下位に沈んでいます。

 

昨年までは低ドラッグを活かして高速サーキットを得意としていたマシンを送り出していましたが、メルセデスから移籍したパディ・ロウが技術部門のトップとして送り出した今年のマシンFW41はコンセプトを一新してオールラウンダーを目指したデザインに変えたようです。

 

その結果が現在の惨憺たる状況です。

 

若いドライバーたちを非難する声もなきにしもあらずですが、開発能力はさて置き、ストロールのレースでの走りを見ると、昨年より明らかに活躍できてませんから、マシンの素性が良くないのでしょう。

 

そんな状況の責任を取ったのか、取らされたのか、先日チーフデザイナーのエド・ウッドが離脱したのに加えて、空力責任者のディルク・デ・ビアまでもがチームを去ることになったようです。

 

技術者の流出はチーム力低下に繋がりますから、あまり好ましくないと思いますが、果たしてこの先チームはどうなっていくのでしょうか?

 

 

明日もF1を楽しみましょう!