カルテンボーン、グティエレスの成長を期待 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

おはようございます、しゅんじです。

今シーズン、ザウバーからセルジオ・ペレスに代わるメキシコ人として、
デビューを果たしたエステバン・グティエレス。

テルメックスの後ろ盾もあって、
昨シーズンの終了を待たずしてチームとの契約が発表されました。

が、如何せん成績が芳しくないですねぇ。

10戦終了して、
予選ではチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを上回ったことがありません。

チームメイトがQ3を賭けて戦う一方、グティエレスはQ3落ちが6回にも及びます。

決勝でも、ヒュルケンベルグが4回入賞しているのに対して、
最高位はスペインの11位に止まります。

まぁ、ルーキーにとって、
扱いづらそうな今年のC32でレースをするのは酷なのかもしれません。

比べられる相手も評価の高いヒュルケンベルグですし。

それでもチーム代表のモニーシャ・カルテンボーンは彼を信じているようです。

グティエレスにとって、ここでパフォーマンスを示せないと、
キャリアを継続できるかが非常に厳しくなってきます。

チームが資金難によりロシアのファンドに救いの手を求めた結果、
先のテルメックスの存在感が低下しているはずです。

加えて、
ロシアマネー獲得の条件として17歳のセルゲイ・シロトキンを育成ドライバーとし、
2014年のレースドライバーになるための教育を施すと言います。

思えば、グティエレスもザウバーの育成ドライバーでした。

ザウバーは2010年に、当時18歳のグティエレスと契約を結んだのです。

そのかいあってか、その年に参戦していたGP3ではチャンピオンを獲得。

翌年からGP2にステップアップし、2012年には3勝してシリーズ3位になりました。

グティエレスでも育成開始からF1デビューまで3年かけています。

そう考えると、わずか半年ちょっとでデビューさせようという
シロトキンがどれだけ無茶なプロジェクトかよく分かります。

それはさて置き、グティエレスは結果を残さなければ、
シロトキンに取って代わられるという訳です。
(無事、スーパーライセンスが発給されたらですが。)

チームを去って、他で拾ってもらうにしても、
もう少し結果が必要でしょうから、グティエレスにとって後半戦は正念場な訳です。


今日もF1を楽しみましょう!

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