2008年F1第17戦中国GP決勝。
ポール・ポジションのルイス・ハミルトンを始め大多数のドライバーはハードタイヤを装着する中、
2位のキミ・ライコネン、3位のフェリペ・マッサのフェラーリ勢はソフトタイヤを選択し、いきなり勝負をかけてきた。
注目のスタートでは、ハミルトンがパーフェクトなスタートを決め、フェラーリ勢は手も足も出ないまま1コーナーへ。
オープニングラップから先頭に立ったハミルトンは、2位のライコネン以下を徐々に引き離しに掛かる。
ファステストを連発しながら好走するハミルトンはライコネンに約4秒の差を付けて、最初のピットストップへ。
同一周回にライコネンが、その1周前にマッサがピットインしており、順位は変わらず。
ちなみに、4位に付ける2連勝中のフェルナンド・アロンソは、上位との争いには加われないようだ。
また、チャンピオン争いのもう一人、ロバート・クビサはこの時点で後方に沈み、苦しいレース展開。
第2スティントでも、ハミルトンの好調さは変わらず、ピットでソフトからハードに履き替えたライコネンに対し、
あっという間に10秒近い差を構築し、独走状態に持ち込んだ。
35周目には、5位を走行し、アロンソと4位を争っていたヘイキ・コバライネンが右フロントタイヤのパンクにより
スローダウンを喫し、最終的にはリタイヤへと追い込まれた。
これで、コンストラクターズでは、フェラーリの優位性が高まった。
38周目にマッサが、39周目にハミルトンとライコネンが最後のピットストップを済ませたトップ争いは、
フェラーリ勢がハミルトンを攻める気配もないまま終盤戦へ突入する。
追撃をあきらめた2位ライコネンが3位のマッサのポイントに貢献するため、徐々にペースを落とし始める。
そして、49周目のバックストレートで、楽々ライコネンをオーバーテイクしたマッサが2位に浮上。
結局、そのままチェッカーを迎え、ハミルトンがチャンピオンを引き寄せる勝利をハットトリックで決めた。
以下、マッサ、ライコネン、アロンソ、ニック・ハイドフェルド、クビサ、ティモ・グロック、ネルソン・ピケJr.のトップ8。
クビサは遂にここでチャンピオンの可能性を失った。
一騎打ちとなる最終戦ブラジルGPで、どのような結末を迎えるのか、今からワクワクする!
今日も一緒にF1を楽しみましょう!