F1ドライバーたちがイギリスGPのボイコットを検討しているという。
理由は、今シーズンから突然跳ね上がったスーパーライセンスの費用に対する不満だ。
スーパーライセンスとは、F1の公式セッションに出走するために最低限必要なライセンスである。
この発給費用が、
1690ユーロ(約28万2000円)プラス前年度の獲得ポイントに447ユーロ(約7万4000円)を乗じたものから、
1万ユーロ(約167万円)プラス獲得ポイントに2000ユーロ(約33万4000円)を乗じたものに
変更される事になった。
文字通り、桁違いの跳ね上がりである。
これには、(一般的には高給取りの)さすがのF1ドライバーも怒ったという訳だ。
このような背景に基づき、ドライバーが作る団体であるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は
FIA会長マックス・モズレーとの会議を要求しているという。
ちなみに、仮に交渉が決裂してボイコットを実施するとなった場合でも、
フリー走行、予選、レース、あるいはドライバーズパレードのすべて、もしくは一部の欠席になるかなど
詳細は何も話し合われていないようだ。
ただ、ボイコットという手段自体にはドライバー内でも疑問の声が挙がっている。
最も高いライセンスフィーを支払わなければならない現ワールド・チャンピオンのキミ・ライコネンは、
「もちろんあまり高額ではなく、どのドライバーにとっても同じ条件である方がいいさ。」
と、GPDAの姿勢を指示する一方で、
「全ドライバーがストライキを行うというのは無理だろう。どこかで妥協点を見出し、適切な解決策が見つかればいいね。」
と、ボイコット自体には否定的である。
ファンのため、そして準備してきた自分たちのためにも平和的な解決策が見つかることを願う。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!