現在、イギリスF3とルノー・ワールドシリーズに参戦中のアルティメット・モータースポーツが
トロ・ロッソ買収に向けて交渉中であることを明らかにした。
同チームは2007年に設立された若いチームだが、F3では新風を巻き起こして、すでに優勝を果たし、
今季からはワールドシリーズにも参戦中だ。
また、来季にはGP2への参戦計画もあるという。
そんなチームが目指すのは、現在ディートリッヒ・マテシッツが保有するトロ・ロッソの50%の株式取得だ。
マテシッツは、カスタマー・シャシーが禁止される2009年までに自身の所有するトロ・ロッソ株を
売却したい意向を示しており、その行方が注目されている。
これをアルティメットのオーナー、バリー・ウォルシュが狙っているという訳だ。
トロ・ロッソのもう一方の共同オーナーのゲルハルト・ベルガーはこの噂を否定してはいるが、
「すべてまとまるまでは、あまり多くのことは明かせない。我々はこれまでずっとF1をターゲットにしてきた。これまでもF1にたどり着けるという確信があれば、まずはプロジェクトに参加していたはずだ。それが目標だからね。」
と、ウォルシュは何らかの交渉が進んでいることを明言している。
「もし我々のプランが順調にいけば、2009年にグリッドにつくことができるんじゃないかな。我々の目標は、カートからF3、ワールドシリーズ、そしてトップのF1という、完全な体制を作り上げることなのだ。」
と、彼の夢は壮大だ。
なお、アルティメットはF3チームでアンゴラ人ドライバーのリカルド・テイシェイラを起用していることから、
アンゴラの国営石油会社であるソナンゴルのサポートを受けているようだ。
ただし、資金は潤沢にあるとはいえ、短期間でシャシー開発をどのように行っていけるかは疑問が残るところだ。
またもや、レギュレーションの網をかいくぐる良い方法でもあるのだろうか?
今日も一緒にF1を楽しみましょう!