GP2チーム、ARTグランプリのオーナーにして、
前フェラーリチーム監督ジャン・トッドの息子であるニコラス・トッドがF1参入も目指しているという。
ARTといえば、GP2では名門と言えるチームである。
GP2初年度の2005年にはニコ・ロズベルグを初代チャンピオンに導くとともに
チームとしてもチャンピオンに輝いている。
2006年もルイス・ハミルトンを擁し、ドライバー、チームのダブル・チャンピオンを2年連続で達成。
また、2008年初開催されたGP2アジアシリーズでも、ロマン・グロジャンをシリーズチャンピオンに導いている。
短い歴史のGP2を席巻してきたと言っても過言ではない戦績だ。
そんなチームのオーナーであるニコラスは
フェリペ・マッサとセバスチャン・ブルデーのマネージメントをしていることでも有名である。
父親のコネクションそしてマネージメント・ドライバーとの関係から
フェラーリ、あるいはトロ・ロッソとのつながりがあると言われる彼は、
トロ・ロッソの共同オーナー、ディートリッヒ・マテシッツが売却すると言われる株式を購入し、
チーム救済に乗り出すのではないかとも見られている。
そんな憶測に対して、ニコラスは
「F1チームは莫大なお金がかかる。実際の買収に加えて、チームを維持していく手段を持たなければならないからね。いまのようにレギュレーションが不確かであるかぎり、大きな自動車メーカーに頼ることなくプライベートチームを持つことにはあまり興味がない。」
と、素っ気なくコメントしている。
一方で、
「今後も目を向け続けていく。いくつかのアイデアがあるけれど、いまは実現不可能だ。」
と、依然ステップアップに興味があることも明言している。
だが、プライベータに厳しい現状を何とか改善しない限り、
スーパーアグリの穴を埋めるチームが現れるのが難しいも確かだろう。
今日も一緒にF1を楽しみましょう!