3年間所属したルノーを離れ、2008年は新天地として
フォース・インディアを選ばなければならなかったジャンカルロ・フィジケラ。
かつて、ドライバー同士で選出するベスト・ドライバーの称号である
”ドライバーズ・ドライバー”を獲得した彼だが、新たな船出には厳しい海路が待っていそうだ。
しかし、そんな周囲の目とは関係なく、フォース・インディアと2年契約を結んだフィジケラは
高いモチベーションでシーズンを進めていく心構えのようだ。
「シーズン開幕当初は、底辺から脱出するのは難しいだろう。でも、徐々に良くなることを願っている」
と、現実的な予想をするフィジケラだが、彼が目指すチームは、
ジャガーからレッドブルへと変貌を遂げたプライベートチームの姿だ。
レッドブルは、豊富な資金をバックに、設備、スタッフ、ドライバーとハイレベルな投資を重ね、
先のヘレステストではトップタイムをマークするなど好調さを見せ始めている。
フィジケラは、インドの大富豪、ビジェイ・マルヤがオーナーに就いたフォース・インディアが、
彼らと同じようなプロセスで徐々に上を目指すことができると考えているらしい。
「彼らと同じ道を辿ることができる。僕たちはいま、必要なお金、素晴らしい人材、ふたつの風洞を手にしている。あと必要なのは時間だけだ」
と、語る彼のイメージによると、フォース・インディアの前途は洋々のようだ。
ルノーで2勝しかできなかったとはいえ、
かつて初優勝を達成したジョーダンを母体にしたチームに移籍し、
フィジケラの新たなキャリアに向けての強い志が感じられる。
ミナルディ、ジョーダン、ベネトン、ザウバーといった戦闘力の劣るマシンで
輝きを放ち続けてきたフィジコのドライビングが再び見られるに違いない!
今日も一緒にF1を楽しみましょう!