2007年F1第16戦中国GP決勝。
台風の影響が懸念されたレースであったが、富士ほど悪天候に見舞われることもなく
無事レースは開始された。
ただし、レースは雨の影響でかなりトリッキーなものとなってしまった。
スタートでは、予選の順序通りハミルトン、ライコネンの順で1コーナーへ。
その後ろでは、アロンソとマッサが攻防を繰り広げ、
抜きつ抜かれつで結局もとの鞘のマッサ、アロンソのオーダーでレースは進行した。
ウェットコンディションから、徐々にレコードラインがドライになっていき、
各車、天候を睨みながらチェンジオーバーのタイミングを図る。
23周目にウェバーがドライに履きかえると、このタイムを見て各車ドライへスイッチ。
ただし、ピットタイミングと途中降った通り雨の様子を見ながらのスイッチだ。
ここで明暗が分かれた。
タイヤへの入力が大きいマクラーレンと、タイヤに易しいフェラーリ。
予選では、マクラーレンに好結果を与えることになった要素だが、決勝では一転した。
しきしりにレコードラインを外れてタイヤを冷やしていたハミルトンだが、
彼のウェットタイヤはすでに悲鳴をあげていた。
グリップが得られず、ライコネンにトップのポジションを明け渡すと、
彼のリアタイヤからは構造材が見えるほど損傷。
たまらずピットに向かったハミルトンを待っていたのは、
ピットレーンでのコースオフとグラベルでのストップだった。
これにより、ハミルトンはまさかのリタイヤ。
無難に走れば良かったはずのレースでの大誤算である。
その後のレースは、ライコネンとマッサを交わしたアロンソがトップ2でフィニッシュし、
チャンピオン争いを次戦インテルラゴスまで持ち越す結果となった。
3人がチャンピオンの可能性を残して最終戦に挑む
史上まれに見る混戦はどんな結末を迎えるのだろう?
今日も一緒にF1を楽しみましょう!