2007年F1第14戦ベルギーGP決勝。
全長7Kmを超えるコースに生まれ変わったスパ・フランコルシャンを舞台に
今シーズンのヨーロッパ最終戦が行われた。
例年のスパ・ウェザーとは無縁の天候の中、スタートは切られた。
1コーナーを制したのはポールのライコネンで、
2位のマッサが続くというフェラーリ勢にとっては無難なスタート。
しかし、その後方、3位、4位争いは熾烈な争いとなっていた。
今シーズンのドライバーズチャンピオン争いを考えると事実上マッチレースともいえる状況の
マクラーレンの2人。
並んで入った1コーナーの出口で、アロンソが押し出す格好でハミルトンはコースオフ。
何とか、ハミルトンは4位で復帰。
しかし、チャンピオン獲得に向けアロンソは容赦なしだ。
その後は、ライコネンがマッサとの間隔を広げ、アロンソ、ハミルトンの間も特に何も無く
レース中盤へと進む。
フェラーリ勢とマクラーレン勢の間隔も開き、モンツァとは打って変わってフェラーリ独走状態。
その後、2度のピット作業も無難に終え、コース上でも終始安定したペースで走り続けた
ライコネンが危なげなくポール・トゥ・ウィンを達成。
スパ3連勝を達成し、このコースでの速さを改めて知らしめた。
(ちなみに、21世紀になってからのウィナーはライコネンとミハエルのみ!)
後続も、中盤以降は、特に目立った争いも無く、マッサ、アロンソ、ハミルトンのオーダー。
このレースで目立ったのは、クビサの追い上げだった。
エンジン交換により10グリッド降格したため、
追い上げを余儀なくされたが序盤で怒涛の追い上げを見せた。
結局、コバライネンを交わしきれず9位でフィニッシュしたが、見せ場は作ったといえる。
今シーズンも残すところ、日本、中国、ブラジルの3戦のみ。
いよいよ2ポイント差に迫ったハミルトンとアロンソの戦いの行方が焦点だ。
まずは次戦、初の新生富士でのF1で、初代ウィナーとして名を残すのは果たして誰だ?