現在、ラルフ・シューマッハとヤルノ・トゥルーリのコンビで戦っているトヨタ。
トゥルーリに関しては、複数年契約の真っ只中だが、
ラルフに関しては今シーズンでその契約が満了する。
そのラルフのシートを巡って、様々な動きや憶測が存在するようだ。
まず、ラルフに関しては、2008年から2年間のオプション契約が存在するらしいが、
トヨタはこのオプションを行使しないことを決定したという。
ただし、これが来季ラルフを起用しないということには繋がらない。
というのも、ラルフの年棒は1900万ドル(約21億7800万円)と見られており、
この年棒を一旦リセットするのがその目的と見られるからだ。
ということで、ラルフは来季のトヨタドライバーの候補の一人であることは確かだ。
ところが、彼よりもシートに近いとされる人物がいる。
現在、GP2を戦い、ポイントリーダーに立っているティモ・グロックだ。
BMWザウバーのテストドライバーでもある彼だが、すでにグランプリデビュー済みで、
2004年にジョーダンから4戦のみ出走している。
デビューレースとなったカナダでは、当時のチームメイト、ハイドフェルドの8位を上回る
7位フィニッシュで2ポイントを獲得するという非凡な才能を見せ付けている。
主要なシートが埋まりつつある中で、グロックとしてもトヨタは悪くない選択肢だろう。
最後に付け加えておくと、トヨタは来季のトゥルーリのチームメイト用に
4000万ドル(約45億9000万円)もの予算を確保したという。
当然これは、アロンソ獲得のためと見られており、
場合によっては巨額の(開発費を含めた)予算を裏付けに、
ワールドチャンピオンの移籍を勝ち取るかもしれない。
ここに至って、来季のシート争いの中心は、トヨタになってきたようだ。