2005年、2006年と2年連続でドライバーズとコンストラクターズの
ダブルタイトルを獲得してきたルノー。
そんなルノーの2007年シーズンは苦戦を強いられている。
シーズンも3分の2となる11戦目を終えての成績は、
コンストラクターズ33ポイント(トップ、マクラーレンと105ポイント差!)、
ドライバーズではフィジケラが17ポイント(トップ、ハミルトンと63ポイント差)と
昨年の面影は鳴りを潜めた状況である。
昨年の11戦目を終えた時点で獲得したコンストラクターズポイントが142ポイント
であったことを考えれば、その凋落振りが分かろうというものだ。
そんな状況をルノーの会長兼CEOのカルロス・ゴーンが許すわけが無い。
日産を見事に建て直し、日本でもその手腕への評価が高い彼の異名は”コストカッター”。
「今シーズンはタイトル争いをあきらめている」
と、ここまでの不甲斐ないチームの戦績を認めつつ、
「私はみんなに来年、再びトップに返り咲かなくてはならないと話したんだ」
と、チームに発破をかけたと語っている。
チーム代表のアラン・ダサス、あるいはマネージングディレクターのフラビオ・ブリアトーレは
”コミットメント”をさせられたのであろうか?
仮に来季のチャンピオン返り咲きが”コミットメント”であるならば、
ルノーは本気で(カネに糸目はつけずに)アロンソ獲得に走るかもしれない。
なぜなら、”コミットメント”が達成できなかった場合、
チームの存続を脅かす判断をゴーンが下す可能性があるからだ。