かつてジョーダン、ミッドランドを名乗っていたチームを買収して誕生したスパイカー。
その名前の変遷歴に新たな一つが加わるかもしれない。
F1チームの親会社であるスパイカー・カーズはチームの売却を検討中であるという。
現在、スパイカー・カーズは企業規模拡大の最中であり、
その中で、キャッシュフローがショートする(要は現金が足りなくなる)など
企業運営自体も苦労している状況のようだ。
そして、F1チームは、チーム買収以来、ガスコインの採用やフェラーリエンジンの獲得、
加えて、今シーズンには2台のシャシーを投入するなど
かなり潤沢と思えるほどの資金を投入している。
しかし、実際は、このような活動は当初の予想以上にコストがかかっているようだ。
スポンサーを持ち込めるドライバー、山本左近を起用したものの状況は依然厳しいという。
「さまざまな財政再建のシナリオが検討されている中で、スパイカー・フォーミュラワン・チームの(部分的)売却はひとつの可能性にすぎない。」
とは、スパイカーの声明であるが、
上記のコメントと裏腹にかなり真剣に売却を検討しているようだ。
チーム代表のコリン・コレスは、
「スパイカー・カーズN.V.が発表した報道関係向けの声明は、チームが消滅の危機に瀕していることの証拠として受け取られるべきではない。」
とのコメントで、騒ぎを鎮めようとしている。
ただ、先日のスーパーアグリの資金難報道や、プロドライブからの声明が未だに出ないなど、
プライベーターにとって、F1で活動を続けるのはやはり大変なようだ。
本当に2008年シーズンは12チーム揃うのか?
ちょっと心配になる今日この頃だ。