2007年F1第9戦、ちょうどシーズンの中間点となるイギリスGPが幕を開けた。
ここまでルーキーながら、
ドライバーズチャンピオンシップで2位に14ポイント差をつけてリードしている
イギリス人ドライバー、ルイス・ハミルトンの初の母国での走りに注目が集まる。
フリー走行1回目では、F1での限界点を試すように何度もスピンを喫したものの、
最終的にはフェラーリ勢とチームメイトをおさえてトップタイムをたたき出したハミルトン。
観客の注目もますます集まり、ブックメーカー(賭け屋)によれば、
「ハミルトンに対する賭け金は非常に高くなっている。実際、昨年リタイアしたジェンソン・バトンに対する掛け金の10倍もの額がハミルトンに賭けられている」
と、説明しているほどだ。
だが、この週末はそう簡単では無さそうである。
2回目のフリー走行では、前戦でマクラーレンを圧倒する走りで復活を遂げたフェラーリ勢が
ここシルバーストーンでも速さを発揮している。
最終的に、1日を通してのトップタイムをマークしたのは、
マニクールで開幕戦メルボルン以来の優勝を飾ったキミ・ライコネンだった。
ただ一人、1分20秒台に突入する1:20.639をマークし、
2位につけたチームメイトのマッサにもコンマ5秒の差を付けた。
ここまで不調が続いたライコネンであるが、改良されたマシンが彼のドライビングに合うのか、
(もしくは、得意のサーキットが続いているのか)
初日を終えてのパフォーマンスは文句なしと言えるだろう。
さて、注目されているハミルトンはラルフと同タイムの4位につけた。
まだまだ、金曜日を終えたばかりではあるが、
ライコネン対ハミルトンが今週末の構図となりそうな予感である。