1991年初開催以来、今年で17回目を数えたマニクールでのフランスGP。
バーニー・エクレストンによれば、
同サーキットでのフランスGPはひとまず今回で最後ということだ。
それに対して、F1関係者の多くはポジティブな意見を持っているようだ。
コースレイアウト自体は、ドライバーの間でも比較的人気の高いサーキットではあるが、
問題はそのロケーションにある。
主要都市から大きく離れ、ホテルや空港等の施設も近くに存在しないためである。
一方で、各チームのトップからはフランスGPの存続を望む声が多く寄せられているという。
「フランスはヨーロッパ主要国のひとつだし、フランスでのレースはルノーにとって重要なものだ。」
とは、ルノーのブリアトーレの弁。
フランス人であるフェラーリのジャン・トッドは、
「F1はビジネスだが、個人的な意見を言わせてもらえば、私はフランスGPを愛している。」
と、自らの正直な気持ちを語っている。
では、マニクール以外でのフランスGPはどこで開催されるのだろう。
エクレストンの最近のお気に入りのアイデアは、
パリの市街地や、ディズニーランドの敷地でレースを行うというものである。
だがこれについてジャン・トッドは、
「あまりにも多くの問題がある--環境や史跡、騒音を立てられない場所や舗装が適切でない場所など、問題は様々だ。だからこそレース用の競技場で行われるべきなのだ」
と、現実的にはあり得ないとの見解を示している。
で、サーキットでの開催となると、エクレストン保有のポール・リカールということになるだろう。
だが、残念なことに、かつてのフランスGPの開催地も、
スタンドの一切が取り払われ、ハイテクテストトラックとなってしまっている。
果たして、どんな形でフランスGPは存続していくのだろうか。