トヨタのラルフ・シューマッハのパフォーマンスが上がらない。
開幕戦こそ8位入賞したものの、以後はトゥルーリに水を開けられている状況だ。
チームもそんな状況にがまんができなくなってきたと見られており、
今週末からの北米2連戦の結果によってはリプレースと相成りそうだ。
その候補として、最も可能性が高いのが現在テストドライバーのフランク・モンタニーだ。
トヨタのある内部関係者の弁によると、
「フランクはすばらしい働きぶりだよ。彼はラルフよりも速いだろうね」
と、北米2連戦の終了を待つまでもない、という意見を持っているようだ。
また、意外なところの噂としては、
ラルフと同じドイツ人のエイドリアン・スーティルも候補に挙がっているという。
現在、スパイカーに所属するスーティルは、
開幕以来チームメイトのアルバースを上回るパフォーマンスを見せ、
また先日のモナコGPではフリー走行でトップタイムを記録するなど注目のドライバーだ。
スーティルのマネージャであるカール・ハインツ・ツィンメルマンは、
「エイドリアンがスパイカーで成し遂げている成果はとてもポジティブなものであり、われわれは彼が他チームにとって、将来的に興味深いドライバーになるだろうと考えている。でも現時点では、われわれはスパイカーと彼の将来を築き上げていく方針だ」
と、噂を完全否定するコメントを残している。
いずれにしても、ここまで様々な憶測が飛び交っている状況は、
ラルフにとって正念場であることは間違いのない事実だろう。
優勝経験もあるモントリオールでは、最低でもポイントを獲得したいところではないだろうか。