開幕戦オーストラリアGPから3週間の間を置いて、いよいよ今週末に迫ったマレーシアGP。
同地の天気予報によると、
どうやらグランプリ期間3日間を通して、雨絡みになる予報のようだ。
先週のセパン・テストでもほぼ毎日ウェットコンディションに翻弄された各チーム。
結果的に、テスト日程を1日延長することになったが、
そこでの苦労が(幸か不幸か)報われることになりそうだ。
最も雨がひどくなるのは土曜日の予選中との予報のようだが、
日曜日の決勝中もにわか雨と雷雨に見舞われる可能性があるとのこと。
かつて、同地での雨を経験したニック・ハイドフェルドによれば、
「以前、セパンで信じられないような土砂降りを経験したことがある。ここで雨が降るのは普通のことじゃない。土砂降りになれば、一瞬にして、すべてが水に隠れて見えなくなるんだ。」
ということで、悪天候による今季初のペースカーランもあり得る。
また、フェラーリが頭ひとつ抜け出ている現状の勢力図を考えれば、
ライバルチームにとってみれば、恵みの雨になる可能性もある。
さらに、途中から雨が降ってくると考えれば、
ドライからウェットタイヤへのチェンジオーバーのタイミングや
ハード、ソフトのタイヤの使い方などピット戦略もバリエーションが増えそうな気配である。
見ている方からすると、楽しむ要素が増えるということでもある。
ただし、ひとつの懸念は、突然の大雨で荒れたレースになって、
リザルトはサプライズだが、面白みは無かったという結果に終わって欲しくないということだ。
波乱か平穏か、雨という外乱要素が入った注目のマレーシアである。