2007年開幕戦オーストラリアGPをダブル表彰台で終え、
コンストラクターズでトップに立っているマクラーレン・メルセデス。
彼らはレースパフォーマンスで明らかにフェラーリに劣っていた事実を受け止め、
次戦に向けて2通りのアプローチで改善を図ったようだ。
アロンソは、ヨーロッパに戻り、開発スタッフと共に改善作業に取り組み、
一方、ハミルトンはデ・ラ・ロサと共にセパン・テストに参加し、開発プログラムをこなした。
クアラルンプールでのテストも終え、彼らは次戦に向けて準備ができているようだ。
「開幕戦オーストラリアGPでは堅実なスタートが切れたよ。僕たちはフェラーリほど速くないと分かっていたから、それを考えるといい結果だね。」「僕はいつもセパンでは好調だった。」「チーム全体にもクルマにも、常に肉体的にタフなレースになるけど、準備はしているし、メルボルンから長い間があいたから、みんなすでにレースに戻りたいと思っているよ。」
と、アロンソは次戦に向けての思いを語っている。
「オーストラリアでは夢のようなスタートだった。でも僕は現実的で、モータースポーツは予測できないし、物事はいつもそんなにうまくはいかない。僕たちはフェラーリとのギャップを埋めるために作業を続けてきた。フェルナンドとチームとマレーシアGPに向けてベストを尽くすよ。」
と、フェラーリにチャレンジすることを次戦の課題に挙げたハミルトン。
まだまだ、マシンポテンシャルではフェラーリに劣っていると感じているのだろう。
メルセデス・モータースポーツ副社長のノルベルト・ハウグは
「マレーシアはいつも変わりやすい天候で有名だ。まるでサウナやスチームバスで行われているようだが、レースではきっといいチャンスがあるよ。」
と、天候を味方につけるとでも言いたげに楽観的な主張をしている。
おそらく現時点ではフェラーリに挑戦できる唯一のチームであるマクラーレンだけに、
彼らのパフォーマンスがレースを面白くも、つまらなくもするだろう。