偉大なるチャンピオン、ミハエル・シューマッハが引退して初のレースが
先週末のオーストラリアGPであった。
そこでは、ミハエルに代わってフェラーリに加入したキミ・ライコネンが
同チームでのデビュー戦でいきなり、
ポール・ポジション、優勝、ファステスト・ラップのハット・トリックを達成している。
レース中は終始、後続のマクラーレン勢と一定の距離を保ち、余裕の走りであったが、
(退屈だったのか、一度ブレーキングミスからコースオフを喫しているが...)
その走りには賞賛の声が挙がっている。
フェラーリの地元、イタリアの新聞には、
「キミ(ライコネン):あまり笑わないが、その本質は同じだ。シューミー(シューマッハの愛称)は去ったが、フェラーリは健在」
「シューマッハの遺産は素晴らしいドライバーに受け継がれた」
といった見出しが踊っている。
また、1996年のワールド・チャンピオン、デーモン・ヒルもこれらに同調する発言をしている。
「彼は新しいチームにやってきて、その最初のレースで、チームがミハエルに期待していたのと同じスタイルで結果を残した。まるでミハエルが帰って来たかのようにね。これでフェラーリのモチベーションも高まるだろう。」
オフのテストや、オーストラリアでの初日はチームメイトのマッサの方が結果を残しており、
今年活躍するのは、むしろマッサであるとの意見も聞かれていた。
しかし、とりあえず、今回の走りでそのような意見を自らの力で振り払った格好である。
ただし、ギアボックストラブルに泣いたマッサとの戦いは次戦セパンへと持ち越しとなった。
ここでの走りを見れば、どちらのドライバーが優位か、ある程度判断できるだろう。