ブリヂストン・ワンメイクとなる2007年シーズン開幕を控え、
予てから噂のあった変則版”レッドタイヤ”ルールの概要が固まったようだ。
そもそも、”レッドタイヤ”ルールとは、ブリヂストン・ワンメイクで行われているチャンプカーで
導入されているルールで、ソフトタイヤのショルダー部分を赤くペイントし、
観客から各マシンがどのタイヤを履いているかを識別しやすくするというもの。
このルールには、1レース内にハード/ソフト両方のタイヤの使用義務が前提にある。
これは、すでにFIAおよびチームとも合意に至っていた。
しかし、レッドタイヤに関しては、戦略がライバルに”見え見え”になってしまうことから、
チームからの反対が多かった。
このため、各チームのスタート時のタイヤのチョイスを
スタート直後に公表する案なども考案されていた。
しかし、最終的には、”ホワイトタイヤ”ルールなるものに落ち着きそうだ。
このルールは、基本的には”レッドタイヤ”ルールと同様で、
オプション(ソフト)タイヤのショルダーに白くペイントするというもの。
では、何が異なるかといえば、
レッドタイヤは製造段階でペイントするのに対し、ホワイトタイヤはサーキットでペイントする。
これは、今年投入される4種類のコンパウンドが
あるサーキットではオプション、あるサーキットではコントロール(ハード)になることから、
製造段階でペイントすれることによるコストアップを回避するためだという。
いずれにしても、賛否両論のあるタイヤルールだが、
フタを開けてみて、初めてF1での実効性が分かりそうな気がする。
個人的には、レースが楽しいものになるのであれば、大歓迎なのだが。