このオフシーズンのテストで、早くから2台の新車R27を走らせながらも、
マクラーレンやフェラーリといったライバル達に対して、やや見劣りがしているルノー。
一部では、BMWザウバーのペースの方が上との厳しい見方もある。
そんな中、エンジニアリング担当のエグゼクティブディレクターであるパット・シモンズは、
「正確な順位をつけるのには、まだ早すぎる」
としながらも、自分たちのペースがトップではないことを認めている。
「集団のトップに立てないときには、それを認めるだけの率直さが必要だ。そして、速さを得るために本気で努力しなければならない。これまでのところ、我々はたいていのコンディションで、最速のランナーよりもコンマ数秒の遅れを取っているようだ。最初の1周でも、ロングランでもだ。」
と語るシモンズだが、
どうやら問題の大きな部分を占めている原因は、ブリヂストンタイヤの扱いのようだ。
「1周目からタイヤのパフォーマンスを引き出すための極意を、まだ見つけていない。」
と、その苦悩を語っている。
ただし、
「これはタイヤサプライヤーを変更する際に一度は通る、学習プロセスの一部なんだ。我々はこの問題についてブリヂストンと話し合っており、彼らと共に学んでもいるよ。」
と、楽観的な様子を窺わせている。
一方で、4週間後に迫った開幕戦を前に、
「テスト日数も残り少なくなっているので、目標を達成するために、信頼性に関してかなり頑張る必要がある。」
と、これまでの2年間同様、開幕ダッシュに向け準備を整える構えのようだ。