F1に参戦しているチームは、今週FIAにCDGウイングの代替案を提出するようだ。
そもそも、CDGウイングとは、
Centreline Downwash Generatingウイングの略で、
オーバーテイク向上を目指し、FIAが提案したリアウイングの改革案である。
特徴としては、ウイングを左右に2分割し、
それぞれをリアタイヤの後ろにマウントするとともに、ボディの中央部には何も付けない、
すなわち、リアウイングの幅を広げて、中央部を取り去ったようなデザインである。
これにより、前車により乱された風を後車が受けることなく、
ダウンウォッシュの発生によりオーバーテイクをし易くするというものである。
しかも、ダウンフォースは従来型のウイングとほとんど変わらないという。
しかし、このオリジナルのプランは昨年末にチーム側から却下されているようだ。
提案後の技術検証において、想定されていたほどの効果が得られなかったこともそうだが、
スポンサー広告のための車体スペースが減ることが最大のネックだったようだ。
そこで、チーム側は従来同様の1枚のウイングでありながら、
オーバーテイクを容易にする新型リアウイングを提案する運びになったようだ。
この新型は1枚のウイングであるものの、現在のものとはかなり形状が異なるようだ。
CDGウイングは2008年の導入を目指して検討していたことから、
今回提案される新型リアウイングも2008年のレギュレーション化を目指しているのだろう。
現時点では、どのようなアイデアであり、また、そのデザインについても一切不明であるが、
スリックタイヤの復活とあわせて、レースを盛り上げられるよう大いに期待する。
ただ、個人的には格好も大事だと思うので、まずはデザインを見てみたいものだ。