先日、2007年からトヨタエンジンを搭載することを発表したウィリアムズが
来季のドライバーズラインナップを発表した。
そのラインナップは、やや意外なものであった。
現在、サードドライバーを務めるアレクサンダー・ブルツが昇格し、
ニコ・ロズベルグが継続起用されることとなった。
これにより、ブルツは2000年のベネトン・プレイライフ以来となる
レギュラーシートを獲得したこととなる。
(レースには2005年のイモラでマクラーレン・メルセデスから出走。)
1997年に同郷のゲルハルト・ベルガーの代役としてベネトン・ルノーからデビューして以来、
すでに10年が経過したが、ようやく4年目のレギュラーシーズンを迎えることになる。
思えば、2001年からここまで長かったであろう。
ベネトンからテストドライバーとして新天地マクラーレンに移籍したブルツだったが、
その体の大きさ故、新車の優先権を失うなど苦労が多かった。
(マクラーレンのマシンはコックピット周りが狭いことが多い。)
そして今年、マクラーレンでは叶いそうもないレースシート獲得を狙い、
ウィリアムズへと転身、サードドライバーに就任した。
結果からすれば、この判断がすべてを決めたといえる。
もともと、レーススピード,エンジニアへのフィードバックを含めた開発能力には定評がある。
一方で、真に戦闘力のあるマシンで戦う機会が少なく、
その真価はいまだ未知数の部分もあるともいえる。
ウィリアムズ・トヨタで快進撃を見せられるかどうかは、
自らのフィードバックによる開発速度向上にかかっているのかもしれない。