2006年第10戦アメリカGPに突入したF1サーカス。
シーズンも折り返しを超え、いよいよ佳境に突入といった感じである。
しかし、インディアナポリスのパドックは別の熱気に包まれていた。
そう。こちらも、いよいよ準々決勝に突入し、クライマックスが迫りつつある、
サッカー・ワールドカップ、ドイツ大会である。
F1ドライバーにはサッカーファンが多く、
7度のワールドチャンピオン、ミハエルを始め、サッカー選手とプレーするドライバーも多い。
古い話であるが、かのアラン・プロストもサッカー選手を目指していた時代に、
今ではトレードマークである、あの鼻の歪みを作ったという。
それはさておき、
ベスト8に残った国のドライバーはTVに釘付けで自分の走行よりもサッカーのようだ。
ドイツ(ミハエル,ラルフ,ロズベルグ,ハイドフェルド),アルゼンチン(なし),
イタリア(フィジケラ,トゥルーリ,リウッツィ),ウクライナ(なし),イングランド(バトン),
ポルトガル(モンテイロ),ブラジル(マッサ,バリチェロ),フランス(モンタニー)と
現役レースドライバーだけで12人と半数以上が気もそぞろな週末を送っている。
なんとミハエルに至っては、ドイツ対アルゼンチン戦をピットで観戦しており、
ハーフタイムに入ったタイミングでフリー走行に出て行ったという
冗談か本当か分からない話まで飛び出している。
(しかし、この手の突拍子も無い話は、得てして本当のことも多い...)
たまには、応援されるよりも、応援するほうに専念したいとでも思ったのだろうか。
だが、そんなことよりも、
昨年最大の屈辱を味わったアメリカのファンがあきらめもせずに来てくれている。
この思いに全力で報いて欲しいと思うのは自分だけではないだろう。