前戦イギリスGPでのアロンソの勝利により
ミシュランが1978年からF1で積み重ねた勝利数は遂に99になった。
いよいよ、100勝目前。
ミシュランは高速北米2連戦で、100勝の達成を目指す。
しかし、北米2連戦とはいえ、昨年の思い出の地、アメリカに行く前に一区切りつけて、
昨年の借りを返すパフォーマンスを見せ付けたいのではないだろうか。
その意味で、次戦カナダGPは、
母国の英雄ジル・ビルヌーブを初優勝に導いたことを含め
2005年のライコネンの勝利まで5勝を挙げている悪くはないサーキットである。
カナダGPはセントローレンス川の周回道路を使用したストリート・サーキットで行われる。
このコースは、高速ストレートとヘビーブレーキングコーナーを結ぶ、
典型的なストップ・アンド・ゴーのサーキットであるためタイヤへの要求も厳しい。
ミシュランのF1部門ディレクターであるニック・ショロックは、
「ミシュランはパートナーチームとテストした大量のデータを、時間をかけて分析し、最終的な推奨タイヤを決めています。」「今年モントリオールへ持っていくタイヤは4種類で、そのうち2種類は完全新製品です」
と、100勝達成に向け、磐石の体制を築こうとしているようだ。
唯一の心配は、今季5勝しているアロンソが、
かつてモントリオールでは表彰台にすら乗ったことが無い事実であろうか。
100勝達成か、ブリヂストンが98勝とともに待ったをかけるか。
普段とは違った注目が集まるモントリオールである。