先日フランスで行われたル・マン24時間耐久レース。
アウディがディーゼルエンジン搭載車であるR10で優勝を飾った。
今回の歴史的勝利の達成でアウディとしては次のステップに進むのではないか、
との見方をする人も多いのではないだろうか。
次のステップとは、かねてから名前の挙がっているF1への参戦だ。
しかし、アウディ・スポーツ代表のヴォルクガング・ウルリッヒは、
「ロードカーの技術とF1は、あまりにもかけ離れている」
と、参戦に慎重な姿勢を示した。
加えて、
「単純に、F1はコストがかかり過ぎるよ」
と、現在のF1でのコスト投入合戦ともいえる開発競争に加わる意向がない事を明らかにした。
しかし、この言葉を逆に読み取れば、
コストがかかり過ぎなければ(アウディとして妥当と判断できれば)
F1への参戦は大いにあり得るとも受け取れる。
FIA会長のマックス・モズレーがコスト削減が実現できれば参戦するメーカーがある
とかねてから訴えてはいるが、
今回の発言でそれが噂どおりアウディなのでは、
と考えてしまうのは自分だけではないだろう。
コスト削減と最先端テクノロジーの競争および、技術開発能力の確保という
バランスを取りながらの対応が期待されるところではあるが、
目的通り、コストカットにより参戦メーカーが増加するのであれば検討に値するといえるだろう。