2000年から続いたウィリアムズとの関係を解消し、
ザウバーを買収して今シーズン、BMWザウバーとしてエントリーを果たしたBMW。
チーム初年度ということや、2拠点による運営を行っている点から、
今年は勉強のシーズンと位置付けていた同チームであるが
当初の自らの予想を良い意味で裏切る好調なシーズン前半戦となっている。
8戦終了時点で17ポイントは、昨年の同時期より5ポイント多く獲得している。
しかし、BMWザウバーの今シーズンの強みは、
ここまで開幕戦のバーレーンと第4戦サンマリノ以外ではすべてポイントを獲得している
というむらの無い強さである。
また、前戦のイギリスGPではダブルポイントを獲得したことに加え、
コンストラクターズ4位争いのライバル、ホンダが今季初のノーポイントに終わったことで、
「前回のグランプリで、われわれのような若いチームが4番手につけているチームだということが明らかになった」
と、チーム代表のマリオ・タイセンの発言も強気なものとなっている。
一方で、現実を眺めるとBMWザウバーがダブルポイントを獲得した
第3戦オーストラリアと前戦イギリスGP以外ではホンダとの差は広がる一方であることから
このチームがコンストラクターズ4位でシーズンを終えるとは考えにくい。
しかし、新チーム体制の発足直後から、上手く機能していることが確認できたため、
シーズン後半から来季に向けて、期待を抱かせるチームであることは確かである。
今年のレッドブル同様、2年目のジンクスに陥らないように願う。