今週末に控えた2006年F1第8戦イギリスGP。
その舞台となるのは言わずと知れたシルバーストーン・サーキットであるが、
ここにきて、このコースの安全性について問題視されているようだ。
昨年のウィナーであるファン・パブロ・モントーヤもそんな心配を抱いている一人だ。
シルバーストーンは高速サーキットとして有名なコースであるが、
今年は2.4リッターV8エンジンへと移行したことによりパワーダウンを強いられている。
では、昨年に比べて何が危険なのであろうか。
決定的な要因はタイヤである。
ブリヂストン,ミシュラン両陣営共にモナコで超ソフト・コンパウンドを投入するなど
タイヤのソフト・コンパウンド化が進んでいる。
ソフト化が進んだことと、エンジンのパワーダウンにより、
今年は昨年よりも全開で走行できるコーナーが圧倒的に増えたようだ。
そして、そのコーナリング速度の増加は、最大で時速20Kmにも及ぶという。
すでに、スペインとモナコでは昨年のポールタイムを上回るタイムを出せているV8エンジン。
最高速は確実に下がっていることでも、コーナリング速度の増加は裏付けられる。
モントーヤは現状のグラベルベッドではコーナリング速度の上がった今年のマシンを
十分減速することができないのではないかと考えているようだ。
加えて、モントーヤ曰く、
「何もコースレイアウトを変えろと言っているんじゃない。安全性を考えてもらいたいだけだ」「もしも誰かがコースアウトしたり、マシンにトラブルが出たりしてごらんよ・・・」
先日のテストでもトラブルに見舞われたことで、
自分の身に降りかかるかもしれない災難が気がかりのようだ。
これから続く、高速サーキットでのバトルで問題が発生しないことを熱望する。