ロン・デニスによれば、マクラーレンはMP4-21に対して
大幅なアップデートを施して次戦オーストラリアGPに投入するという。
開幕戦バーレーンでライコネン3位,モントーヤ5位、
前戦マレーシアでライコネンはリタイヤ,モントーヤ4位と
ここまで合計15ポイントとルノーの28ポイントに差をつけられつつあるマクラーレン。
現時点では2戦しか終了しておらず、そのどちらにおいてもライコネンがトラブル
(開幕戦は予選でのサスペンション故障、2戦目ではオープニングラップのスピンアウト)
に見舞われているため、そのリザルトから正確な判断は出来ないものの
ルノーの強さに対抗するべく、アップデートを必要としているということであろう。
大きなトラブルのないモントーヤの走行だけに着目すると
予選タイムはそこそこ、決勝のレースペースはあまり上がらず、といった印象である。
開幕戦で最下位から追い上げたライコネンのレースペースが良かったので、
これがマクラーレンの実力かどうかを判断するのは難しいところではあるのだが。
いずれにしてもロン・デニスは毎戦のパフォーマンス向上を目指しており、
「昨年の我々で誇りに思っていることのひとつは、シーズン開幕から終わりまでにマシンのパフォーマンスを2.5秒も縮めたことだ。つまりこれが一段ずつ登っていくということ。それが我々の目標である。確実に行うことは難しいが、あくまでもそれが最終目標となる。グランプリごとに強さを増していきたい」
と今後のさらなるパフォーマンスアップに強い意欲を見せている。
マクラーレンが搭載するメルセデスV8エンジンはパフォーマンスに疑問の声がある一方で、
ここまでで唯一載せ換えやブローが発生していないエンジンである。
フレッシュエンジンになる次戦においては、
シャシーのパフォーマンスアップともども期待したいところではある。