マイルドセブンブランドでルノーのタイトルスポンサーを務める日本たばこ産業(JT)が、
2006年限りで撤退することを発表した。
EU圏でのたばこ広告問題に基づいた判断だと思われる。
ベネトン時代から実に今年で13年目となるスポンサーシップであるが、
遂に終わりのときを迎える。
ルノーF1チームの代表、パトリック・フォールによれば、JTの抜けた穴は大きく、
「ひとつのスポンサーが簡単に彼らに取って代われるとは思えない。ただ、彼らがクルマの上で占めていたスペースを共有する形で、2つか3つの小規模なスポンサーを見つけることは可能だと思う」と述べている。
しかし、この話により、またルノーの2007年撤退説が現実味を帯びてくるかもしれない。
加えて、今年60歳になるパトリック・フォール自身も2006年でF1から退くことを表明しており、
アロンソ移籍とチーム・プリンシパルであるブリアトーレの契約も2006年で切れることから、
噂好きの間では撤退が現実的なものと映っているようだ。
一方で、ルノーCEOのカルロス・ゴーンはR26発表会で流されたスピーチ映像の中で、
「今後もF1が自動車メーカー全体、特に選手権のウイナーにとって、その投資に見合う適切なリターンをもたらし続けるとすれば、私たちはここに留まらなければならない」
と述べており、現時点での撤退の意思はなさそうである。
しかし、先のスピーチは投資に見合わなくなったときに即撤退もあり得ると感じさせる発言であり、
撤退の噂を沈める効果はなさそうだ。