マクラーレンを取り巻く状況 | F1のある暮らし ~夢を実現するブログ

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自分の夢は『F1を日本の文化に定着させること』と『スーパーアグリを復活・発展させること』です。 その夢の実現のため、日々実践し、そこから得られた気づきをご紹介します。 「そもそもF1の魅力って何?」という事も、読者の皆さんと一緒に考えて行ければと思います!

2005年、惜しくも両方のチャンピオンシップを逃したマクラーレン・メルセデス。
しかし、オフシーズンに関しては、
テストは順調、2007年からアロンソとボーダフォンの獲得を発表するなど絶好調のようだ。
(2006年のウエストの穴はいまだに埋まってないが。)
そんなマクラーレンチームであるが、テクニカル面での不安があるようだ。
昨年末にチーム離脱を発表し、今年の仕事始めからレッドブルに合流した空力のスペシャリスト、
エイドリアン・ニューウェイの抜けた穴は大きいと言わざるを得ない。
また、ニコラス・トンバジスはかつて所属していたことのあるフェラーリに移籍すると見られている。
更には、ピーター・プロドロモウも
ニューウェイに合流すべく、レッドブルに移籍するとの噂が挙がっている。
この空力エンジニアのビッグネーム3人が抜けた穴は、
確実にチームの技術力を低下させることになるはずだ。
(若手が育つ機会になる可能性もあるが...)
その影響は今シーズンの後半の開発競争にも、即現れるかもしれない問題である。
チームは早急に技術者の流出を止める手立てと、
テクニカルチーム立て直し策を講じなければならない。
一方で、メルセデスがマクラーレン買収に興味があるとも伝えられている。
現在はチームの40%の株しか持たないメルセデスだが、より深くF1に関わって行きたいようだ。
まぁ、アタマがどうなるにせよ、スタッフにとって働き甲斐のある場所にして欲しいものだ。