北海道バックアップ拠点構想 | 長井 伸樹の日記「伸びる樹木が如く」

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周年記念事業プロデューサー 長井 伸樹の個人ブログ!

北海道バックアップ拠点構想

これはいい
実に素晴らしい!!


世界的にみて、
日本の東京への一極集中は異常だそうです。

以前から遷都という話はあれどすぐに立ち消え・・・

ですがここにきて、少し違う側面から新しい概念が登場してきた。

それが、バックアップ拠点。

要は、震災後、
やはり災害へのリスク対応を十分に考える必要があるという
機運が高まったこと。

今後30年以内に首都圏直下型の地震の起こる確率は70% ?
などの予測※もあるように、いつ何時何が起こるかわからない。

BCPを考える上で、地震に対するバックアップ機能の必要性が
ようやく認識し始めめられた。

先東日本大震災で被った被害は国のGDPの7%
一方、首都圏と関西圏のGDPの合計は70%に及ぶ。
ですから、もし、首都圏と南海に大きな地震が来てしまえば、
国は壊滅的な打撃を被る・・
むしろ壊滅すると考えてもよい・・

必然的にそうしたリスクヘッジの為にも本社機能を分散しては?
という発想がでてきます。


このニーズに応えたのが、バックアップ構想で、
北海道=札幌は諸条件を鑑みて最適な場所であるということ。

なぜならば、

自然災害(台風や地震)が少ない。
遠いと言われるが、東京から飛行機で1.5時間と至近。
都市機能が合理的に整備されている。

ライバルは仙台と福岡

中でも福岡は強敵です。

大手不動産のS支店長曰く、

がちがちの日本企業は、いまさら発想を変えられない
その発想とは、本社は東京、バックアップは大阪。

この構想の中核を構築して、精力的に活動をされていらっしゃる
北海道大学のK教授曰く、

日本には資本金50億以上の外資系企業は3千社ある。

その一部でも本社機能或いは本社を札幌に移してくれたなら!!



創造しただけでも、どれ位活性化するか?

ワクワクしますね。



因みに保険業界で、都市別のリスクを数値化したのがあるのですが、

一位はダントツの東京で、リスクポイント170強

二位はサンフランシスコで、ポイント120というから
東京のリスク度が如何に高いかが解ります。


ぜひ、関係各所には頑張って頂きたいです。