「観光」という言葉は、元々中国から伝来された言葉で
見たこともない、行ったこともない
異国の土地を行き、そこで見聞きした新しい見聞を持ち帰り
自国に光を与える
というような意味があるのだそうです。
昨日は
日中国交正常化40周年記念シンポジウム
~「一衣帯水の未来に向けて」
※本来は昨年が該当年なのですが、
中国の旧正月まで今年も該当するという考え方です)
というシンポジウムが東京で開催されて出席して参りました。

第一部は、中国の大使館公使のスピーチ
第二部は、日本から、ビジット親善大使、航空会社の役員、
中国から、中国国家旅遊局の代表
という豪華お三方のディスカッション
公使のスピーチは、中国政府の主張と変わりない内容でございましたが、
公使としての立場ですから、当然と言えば当然。
一方第二部は、
日本の持つ素晴らしい観光資源の数々を如何に中国の方々に知って頂いて、
リピートを繰り返し何度も来て頂けるように、我々がなすべき事。
観光は双方の交流こそが必要・・・
つまり日本からも中国へ行って・見て・聞いて・楽しんでくる。
そのような循環の必要性について。
中国からの観光客の数を追い求めすぎた、これまでのマーケティングの反省点。
ビザに代表される法的な問題。
などなど、前向きな話し合いが行われました。
さて、ここからが私見。
日本政府には
領土問題を主とする両国間の問題には、
やはり、毅然と対応して頂きたい。
弱腰にはなって欲しくない。
一方、
我々日本人は、倫理と秩序溢れる国民です。
観光は、民間人同士の交流で有り、
こうした地道な取り組は、とても意義のある行動だとおもう。
それはそれ、これはこれ、の精神で、
あの手、この手で行きましょう!