本日は札幌市内の中学校で行われた
「トイレ掃除」の実演に参加してきました。
地元商店街の主催
「札幌掃除に学ぶ会」後援
そして、
小生所属の札幌西倫理法人会も同じく後援をさせて頂いております
ご縁での参加です。
「トイレ掃除」と言えば、
イエローハット創業者の鍵山さんが、
自らの実践を踏まえて提唱されています。
「札幌掃除に学ぶ会」もその流れを組む会です。
正直、日曜日の朝から・・・
トイレ掃除かい・・・
そう思いました。
ちなみに最初の僕の担当はこれです。

そう、小便器の水流しのふたです。
もちろん、素手でゴシゴシ 洗いました!
中学生の参加者も
素手で、便器をゴシゴシ洗っています。

こうして、自らの心も洗われるのだそうです。
実際終わった後は、なかなかの達成感です。
以下は、ネットで見つけた、鍵山さんのお言葉です。
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「私が人生でなぜ掃除を大切にしてきたかというと、
そこからいろいろ学ぶことができるからです。
トイレ掃除をするとき人は上ではなく下を向く。
この姿勢を通して人は謙虚になれるのです。
まじめに作業を続けることで忍耐力が養われ、
感動や爽快感も味わうことができる。
どんなささいなことでも人に喜ばれる活動を続ければ、
人や社会を変える力にもなります。・・・・
創業時に入社してきた社員は、
いろいろなところを渡り歩いた人が大半で、心がすさんでいる人もいました。
彼らに心穏やかに働いてもらうにはどうしたらいか。
言葉や文章で伝えるのが苦手な私は
「職場をきれいにすれば社員の心も変わる」と考えました。
人間は見ているものに心が似ていくからです。
荒れ放題の中にいればどんな人でも気持ちが荒れるし、
清められたところにいれば心も和むものなのです。
意を決すると早速、会社に朝早く行って従業員の車を全部洗い始めました。
従業員は関心を示さないどころか、
トイレ掃除をしている横で平気で用を足すという状況です。
何度もやめようと思いましたが、
1年、5年、10年と続けるうちに社員たちに変化が出てきました。
反発しながらも、
いてつく冬でもはだしで洗車をしている「親の背中」を見ていたのでしょうか。
車やトイレの掃除を徹底してやるようになった彼らは、
美しいトイレの心地よさを感じると、オフィスもきれいにしました。
そして会社の周辺の掃除までやるようになったのです。
みんなが力を合わせてきれいにすることで、
社内にも協調性や連帯感が生まれてきました。
あるとき
「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」という言葉を読んで、
私の人生もその通りだと実感しました。
十年やり続けたところで偉大な力に、
二十年たったらおそるべき力になったし、
三十年たったら外部からトイレ掃除のやり方を教えてほしい、
という声が増えてきました。」
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今日一日のイベントに終わらせず、
少しでも継続できるように心がけて見ます。