ジャーナリスト池上彰さんの | 長井 伸樹の日記「伸びる樹木が如く」

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ジャーナリスト池上彰さんの

「知らないと恥をかく、世界の大問題2」
を読みました。


池上さんは、最近テレビで売れっ子ですが、
本当に何でも知っておられます。
感心です。

読んで、世界の国々が連鎖し合っていることが良くわかりました。

日本は原発問題で四苦八苦ですが、
地球には問題の火種が山ほどあり、世界が大きく動いているのでした。


たとえば、

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2012年は、アメリカ、ロシア、韓国、台湾などでは大統領(台湾は総統)
選挙があり、中国、北朝鮮でも国のリーダーが変わる。

選挙に勝つ為に、ナショナリズムが台頭し、国の利益を目に見える形で
アピールするようになる。

つまり、自国のことしか考えなくなり、
各国の外交は選挙に利用される?

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北アフリカのチュニジアの独裁政権崩壊は、
中東地区における「ベルリンの壁」となり
シリア・エジプトに広がった。

中東の民主化は、イスラム原理主義の台頭という皮肉な結果を
もたらす可能性がある。

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円高の背景にある、通貨安戦争



国の借金が1,000兆円目前のニッポン


「政治家が悪い」と、文句を言うだけでは
とても乗り越えてはいけないという印象。


最後に書籍の帯には、こうあります。

「世界を知れば、あなたが変わる!」

自分の足もとをしっかりと見据えて、
日々を大切に、ひとつひとつやるべきことを実行するのと同時に
大局観も必要かなと・・